上記のことができれば、書類上は申し分ないでしょう。しかしながら、推薦入試の受験者はみな一様に書面は素晴らしいので、差をつけられるものではないというのも事実です。
質問者様は
面接試験に際し、自信に満ち溢れた眼差しで、礼義正しく堂々と、学ぶことの意義や未来への展望を雄弁に語ることができますか。探究科に合格するためには書類上のことではなく、人間としての魅力、将来の可能性を感じさせるような振る舞いができることが一番大切です。そしてこういうことは一朝一夕には身に付きません。質問者様の日常の心持ちと実践から滲み出るものですから。
つまり「やっておいたら良いこと」なら「自分を磨く」、ただこの一点に尽きるでしょうね。書類上で作為的な付け焼刃をするのもいいけれど、もっと純粋に、自分の人間としての価値や魅力をいかに高めるかという問題に真正面から取り組むことを考えよう!あなたという人間の最大の売りは評定がいいことですか?生徒会に入ってることですか?英検持ってることですか?ただそれだけでは、ふーんで終わっちゃうよね。
答えていただきありがとうございます。「自分を磨く」「あなたという人間の最大の売り」という言葉に感動しました。私はこれまで、評定や生徒会、英検などにしか目を向けていなくて、本当に大切なことを見失っていた気がします。
他の受験者に差をつけるため、自分の将来の夢、そして、そのために中部高校で何がしたいかを自信を持って答えられるように、今から自分の魅力を高めたいです。そして、学校が欲しがる人間になりたいです。
私は将来について、「何か大きなことがしたい」としか考えられていないので、具体的な夢や目標を見つけて、
面接試験に臨みたいです。
本当にためになる解答をありがとうございました。良い成績をとるとともに、人間としての価値や魅力を高めるために頑張ります。
中部の探究科学科の推薦入試は、各中学校からの選りすぐりの生徒…評定はほぼ45(つまりオール5)、かつ生徒会長レベル経験者、かつ英検準2級レベル、かつ各種表彰歴多々…といった内申書段階でほぼ完璧な人ばかりが集まった上での選抜です。すなわち書類上のことだけで言えば、それだけ持っていても合格する保証はないということです。
先の方が書いておられるように、自分を磨き、
面接や作文でそんな自分の人間性や将来に対する考え方をしっかり伝えることができることもとても大事だと思いますが、それでも筆記テストのように○×で判断できることでもないので、何をどうしたら推薦入試で合格できるということは、誰にもはっきりと言い切れないと思います。
あなたがどうしても探究科学科で学びたいと思うのであれば、今から一生懸命に受験勉強をして一般入試で高得点を取るのが一番確実な方法だと思います。
勉強さえしっかりしておけば、たとえ推薦入試で合格できなくても、次の一般入試ではきっと受かることができると思います。
推薦入試を受けること自体はとてもよい経験にもなると思いますが、そのために一般入試に備えての勉強時間を割かなくてはならないというリスク、またもし推薦で合格した場合、入学してから勉強が大変になった時に、「自分は学力的には入れるだけの力があったのだろうか」という不安がついて回るかもしれないということを考えた上で、推薦入試を目指すかどうか判断されたらよいかと思います。
ご意見ありがとうございます。一般入試も視野に入れ、勉強していきたいと思います。また、なぜ探究科学科で学びたいかをはっきりさせ、3年生になったら、オープンハイスクールや公開授業にも行ってみたいと思います。今から打算的なことを考えるよりも、自分をいかに高めるかを考え、推薦されるに相応しい人間になりたいです。皆様のご意見はとても勉強になりました。本当にありがとうございました。