入学試験の内容が思考力を試すようなものであれば、ある程度思考力のある子が集めると思います。確かに首都圏に行く子はごく少数かもしれませんが、その子達がいることで刺激になることもあるかもしれません。県東部の中高一貫で実績のある学校として暁秀があります。あの学校は本来であれば県東部のトップにいてもおかしくはないのですが、肝心の学校教育がマヌケであるため、結果、県東部の勢力としては公私共倒れの状況になっています。また、私立中学はお金がものすごくかかることからおすすめしても良いのか疑問に思います。そこで、新たに公立の中高一貫を作ることで、優秀な生徒を一極集中させることが可能ではないかと思います。
質問者さんの言う「優秀な生徒を一極集中させる」のは不可能に近いと思います。
子ども達は自分が通う高校を成績だけで選ばないし、県東部にはそれぞれに魅力ある公立高校が揃っていると思います。
中高一貫の教育についても賛否別れるところだと思いますよ
県東部は交通網が悪く市街地の人口が均等であるため、なかなか一定の地域に生徒が集まらないのが問題点としてあります。そのため、地域でトップ校と崇められていながら東大レベルの大学に入れる人はわずか5%程という東京都内では3、4番手以下という残念な状況になっています。しかし、このような状況では生徒一人一人の考えがバラバラになってしまい、魅力が半減してしまうのではないかと思います。大学進学が全てというわけではありませんが、学校の魅力とは、学校ごとに選抜方法や教育内容に特色を持たせることで成り立つと考えています。一極集中が難しい問題であるとしても、せめて入試内容を学校ごとに変えるだけでもより魅力が向上するのではないかと思います。
残念ながら、「公立高校の入試内容を学校ごとに変える」とか、市立沼津の「中等教育学校化(高校募集停止)」は、こんな所で議論してどうにかなるものではなく、現実的なものでも無いと思います。
どうぞ、県教育委員会にご提案下さい。
私個人としては、この地域の中で「優秀な生徒を一極集中させる」ことも「中高一貫校を増やす事」にもそれ程メリットがあるとは思いません。
そもそも県東部で大学進学を考えている人がどれだけいるかが改革の1番の問題なんですよね。いくら改革を行っても、大学進学を考えている人が、大学が少ない一地方の小都市である三島や沼津、富士で一体どのぐらいいるか分かりません。そのようなことを踏まえると、まだまだ地方の教育や文化、そして情報の格差を解消できていないのが残念ですよね。しかし、県東部のような地方から都会の大学や会社に行った人は、ガッツがあって素晴らしい人達だと思います。そのような人達がこれからの社会を変えて欲しいですよね。