PTAの会合のときにお聞きした学校の先生からのお話しでは、千種の修学旅行は野外活動の一環として1年生で行くので、他の学校の修学旅行とは異なるということでした。行き先は昔から近場に設定し、時間的余裕をもたせ、クラス・学年の懇親を図ることと、夜は千種の伝統である「討論会」を行うことが目的のようですよ。千種は2年生になると校外の会場を1日借りて、全日LTという行事で、ディベートを行っていますが、私の子供は楽しんで参加していたようです。
千種高校は、ディベートが大変、盛んな学校です。折にふれ、クラスでまたは学年全体でと、その機会に恵まれます。この経験は、ものすごく貴重で、卒業後の子供たちにおおいに役だちます。自分の考えをしっかりと持ち相手の意見にも真摯に耳を貸す。批判することなく筋道をたてて話し合う、個性を尊重する千種の伝統だと思います。高校生活は、ただの通過点ではありません。かけがえのない大切な3年間です。後からもどることもできません。千種の子たちはいついつまでも千種で過ごした思い出を宝物にして人生の荒波に旅立っていくのです!ちょっと話しが飛んでしまいましたがコメントさせていただきました。
修学旅行の話からディベートに話題が飛んでしまったついでに、申し訳ありません。私は千種の「討論部」OBですが、前の保護者方が書かれているように、千種は討論やディベートの大変盛んな学校で、その影響で討論部もほぼ毎年「全国中学・高校ディベート選手権(ディベート甲子園)」に出場して、今までに全国で準優勝1回、第3位2回の実績を残しています。また、この頃は全国高校生
英語ディベート大会でも活躍し、昨年度は全国17位だったんですよ。修学旅行の話だったのに、ディベートの話題が出てきてうれしくなり、ついこんな自慢をここでしてしまって、申し訳ありませんでした。ごめんなさい。
私も卒業生です。上の方は、ちょっと自慢話に走ってしまいましたが、話を修学旅行に戻しますと、行き先の是非はともかく、千種では修学旅行(野外活動?)も討論やディベートを学ぶ絶好の機会と捉えて企画されていることはまちがいありません。2年生の全日LTのときもそうですが、討論するテーマについての事前学習をした上で、そのテーマについて賛成、反対等の意見がきちんと言えるような訓練を学校生活全体を通して学べた、ということは今考えてみると、本当によかったと思います。