国の突然の方針変更で、都市部有名私立大学は大幅に定員を削減することになりました。同志社大学も2016年比で1割ほど合格者を絞っています。その影響があるかもしれませんね。
その上、高校無償化・入試改革・
英語外部試験の頓挫により、受験生の安全志向が高まりました。結果として、以前ならば公立トップ校を目指していた層が私立付属を希望するようになり、急速に難化しています。
これほどの大変化をこんな短期間に持ち込まなくても、とは思いますね。
同志社国際学院の募集を停止したのは国際部だけで初等部は停止してませんね。2017年の同志社国際高校の在籍生徒数と2020年の在籍生徒数を比較しても一学年あたり280人前後で全国数も特に減ってませんのでやはり国際学院の枠に充てたのではないかと思います。
それにしてもコロナ禍の不況が今後附属校にどのような影響をもたらすのか私も心配です。2021年度の募集から
授業料も上がりましたね、、、。
入試担当の先生に聞いた話です。2018年度から高校入学生の人数が減ったのは、それまではなかった初等部からの内部進学者が高校入学する年齢になったからです。大学入学定員の厳格化とは関係ありません。そのため国内一般生だけではなく、帰国生のいろいろなカテゴリーで以前よりは少しずつ合格者が減っています。
国際学院はインターナショナルスクール、初等部は名前の通り同志社国際の小学生部門なので教育内容やその後の進路なども全く違います。国際学院は人数が集まらず募集停止しましたが、初等部は相変わらずの人気校です。
同志社小から国際には、枠が少ないながらも進学も可能ですし、最近は
英語力を考えて国際に内部進学希望も一定数いるようですね。同志社は一貫教育を推進しており、外部中高を受験しにくいので、今回は45名募集減だったようですが、今後は、国際学院初等部の1学年は60人の様なので、その分募集減あるかもしれませんね。