医者や公務員、法人の役員が多いのは圧倒的に青雲ですよ。
西と言えども、たかが公立です。
教育に対する意識が高いというだけ。
他の四校と変わりません。
生徒の学力ややる気の差はあるかもしれませんが。
受験までに塾に通わせるなど、そういうところで違いがあるくらいですし、これは、五校を目指している家庭ではどこも似たようなもの。
高校に入ってからは塾に通うことなど実際難しいので、結局学校による収入の差は大きくはないはずです。学校内であるとしても、それは意識の差に基づくところで、各家庭の教育費にかける割合がどのくらいなんてわかりませんし、収入に必ずしも直結しているわけではありません。
修学旅行は他校と同じですし、ホームスティ、大学のオープンスクールも実施してますが、参加できる家庭が裕福だというくらい。これもどの高校も同じでしょう。参加しないほうが圧倒的に多いですし。
青雲は他県からの生徒が多くて、それこそ裕福な家庭のご子息。
県内からの生徒も、医師の家庭が圧倒的に多く、これは青雲が医学部医学科志向で、実績もあり、後継者にさせるならば、医師家庭は青雲を選ぶのが当然です。
学費その他を考えると公立の数倍は必要ですから、それに耐えられなければいけないですもんね。
長大附属から青雲に進学する生徒もそういった家庭が多いです。
妬みや探り合いに関していえば、それこそどこの学校でもあることでしょう。
西高はそのどこでもある程度のものです。
公立はどこでも親の職業の幅がすごく広いですから、いちいち意識することはほとんどないですし、それぞれがどの程度の収入があるのかなんてわかりませんから。
妬みや探り合いは、高校間ではあるかも知れませんけど。
ただ、医師家庭が多い青雲はブルジョア階級であるという認識が強いのは事実ですし、その中で、親の医師のランクや医者が歯科医か薬剤師か開業医か勤務医か、出身校はどこかなど意識するのは青雲の方。妬んだり探り合ったりということは起こりやすい。
他県からの生徒の環境も気になるでしょうからね。
張り合ったり妬んだり探り合ったりしない医者ほど西に多いです。
別に医者に成らんでもいいよとか、青雲みたいに見栄を張らなくてもいいから楽、とか言ってます。
本州の人で、青雲の
偏差値だけの理由で「入れそうだから」と入学させる、私には理解不能な人がいるみたいです。価値観は色々ですが、それぞれ納得のいく結果が出れば、それでいいんじゃないでしょうか。