北辰偏差値が高い人が、川南に入学した後も大学受験に向けて努力を続けていることが一番の要因だと思います。
※20年前にどういった取り組みをしていたかがわからないので、比較はできないですが、劇的に変わってはいないのではないでしょうか。
川南の
偏差値は60くらいと一般的に言われていますが、どういうわけか
偏差値70の人が稀に入学します。この
偏差値70というのは、瞬間最大風速ではなくて、中学3年時の最高
偏差値と最低
偏差値と真ん中の
偏差値を平均した
偏差値です。
川越市内に住んでいて、
偏差値70もあれば川越高校や川越女子高校に十分受かる実力ですが、共学に通いたいという人からすると、対象外になります。
だったら大宮高校とか市立浦和高校も射程圏なので、そっちに行けばいいじゃないかという話になりますが、朝のラッシュだとか天気や事故で遅延が発生する電車通学は避けたいし、通学時間を抑えたいという人からするとやはり対象外になり、川越市内で川越高校に次ぐ
偏差値の川南を志望する、という流れになります。
こんな生徒に対して、最後にして最大の障壁となるのは塾や保護者です。
高
偏差値の生徒には、進学校の合格実績が見込めるため、塾から説得が入ります。塾だけではなくて、保護者にも協力してもらっての二方面作戦です。
※保護者からしても
偏差値が高い進学校に子供が通っていることは、少なからず自慢になる?
15歳の中学生からしたら、やはり保護者の意見というものの影響力は小さくないため、最終的には、志望校の変更に至ってしまうのです。
では、この障壁を乗り越えるのはどんな受験生なのか。
それは塾にも通っておらず、保護者の教育熱もそこまで高くない受験生です。
この2つは同時に発生しやすいです。
保護者からしたら、とりあえず高校は行っておいてよ。でもお金に余裕がないから公立でお願いね。塾もそんなに高い高校じゃなかったらいらいでしょ。
こんな感じです。
こういった諸々の条件が重なった高
偏差値の受験生が、川南に入学後も研鑽を続けることで旧帝大をはじめとした国公立や早慶に合格している、というのが実情だと思います。