クラス分けテストの結果はかなり詳細に出ます。5月に1年生の保護者懇談会があります。やり方が変わらなけければ、オリエントホールで、まずは学年集会です。この時に学年の先生の紹介が改めて入学式以降に再度あります。そして、その後のお話で、各コース毎のクラス分けテストの平均点の発表があります。その時に保護者の手元には各コースの得点分布図が載せてある資料があります。合計点の点数毎に各コースの人数、何点に何人が集まっているかわかります。熱心の保護者は各コースと各科目の平均点を聞いて資料へ書き込んでいました。その後にクラス懇談会があり、担任の先生から封書に入ったクラス分けテストの個別成績表をもらいます。中身を見ると、校内順位、そして、得点分布図、各科目の得意なところや弱点がわかるグラフまであります。例えば、
国語であれば、評論、古典、現代文でそれぞれどの位の点数が取れているか一目瞭然でわかるようなものです。でも、このクラス分けテストの為に勉強して臨む人は少ないと思います。特に併願組は全くしないと思います。成績でコースを落とされることはありません。でも、ものすごく良い成績を取った場合には、例えば特進コースの子が特選コースに声がかかる可能性があると噂で聞いたことがあります。入学式前は仮クラスという形で教室に分けられていますが、この仮クラスがそのまま入学式後の同じクラスのメンバーになる可能性が高いと思います。なぜ仮クラスという言い方になるのかは入学前なのはもちろんですが、もしかすると、このテストで優秀な子は総進ならば特進へ、特進ならば特選へと1つ上に声がかかる可能性があるから不確定というのもあるのかとも思います。つまり、特選コースは良くも悪くも特選コースのままですが。いずれにしても、このテストでそれ程の好成績を出す子はそんなにいないので、毎年いるかどうかもわかりませんが、実際には過去に数名いたようなことを聞いたことがあります。以上、参考になれば。