1)について
国際教養や理系先進は、生徒数が圧倒的に少ないので、進学実績に上がっている人数は、数的には、Sや特Sで入学している子が多いと思います。
2年生に上がる時に
・国公立クラス(文系と理系)
・私立クラス(文系と理系)
に分かれます。
国公立クラスは希望者が多ければ成績順で、私立クラスは文系・理系の中で、また私立クラスの中に文理それぞれ1クラスだけ選抜クラスがあります。
この段階で、S、特S、どちらで入学したか関係なく1年時の成績でクラス分けされます。
進学実績(というかGMARCHくらいまでの学校の合格実績)は、国公立クラスや私立クラスの選抜クラスの人が出しているのではないでしょうか。
2)について
各クラスの授業内容までは詳しく知らないので何とも言えませんが、カリキュラム的には、一般入試が受験できないようなカリキュラムでは無いと思います。
もちろん、一部の難関進学校のように、高2までで高校のカリキュラムのすべてを終わらせて、高3は入試問題の演習という訳では無いので、そこを『演習の時間が足りない』と思うなら塾に行く選択肢もあります。
他に、国際教養は、
数学を数1までしかやらないので、そのままだとセンター試験を受けられない(旧帝大のように文系でも2次に
数学がある学校は論外)、Sや特Sで入学して、国公立狙いで国公立クラスに入れないと、センターの科目(文系の理科とか理系の
国語・社会)あたりが、ちょっと足りない。
AОは、AОでしか入れないというより「一般入試の準備もしていたけれど、AОで、より難易度の高い学校の合格をもらえた」ケースもあるように聞いています。
もちろん、AОや指定校推薦狙いで、一般入試はほぼ考えていない子もいるとは思いますが、学校が、「基本、一般入試を想定していない」ということはありません。
全般的には、都立よりは面倒見がいいし、受験を考えた授業をしてくれるけれど、難関中高一貫校のような先取りのカリキュラムではないので授業での演習時間は一貫校とは比べ物にならず。また、同レベルの都立上位校との併願私立の中では、比較的生徒の自由を認める学校なので、学校の授業だけでものすごく伸びる子もいれば、サボりまくって落ちる子もいる。そういう学校だと思います。
授業きちんと受けて、課題ちゃんとやって、3年生になったら
過去問やって、わからない事は先生に質問すれば、GMARCHも国公立も塾なしで合格できます。
でもこれが出来ない人が多い。