STEPのねらいこそズバリそう思ってもらう事なのでしょう。
私はそうは思いませんが・・・。
確かに生徒数が多ければこそできるあれだけの高校数の塾生徒の平均値発表なのでしょう。
志望校判定能力や情報などは中学よりも塾の方が上なのは確かで、それが商売の種なのですから各塾も必死でしょう。
実は我が家の場合、上の娘は某個別指導の塾に通わせましたが、下の息子(現市高生)は考えるところあって、小・中・高2終盤まで塾へは行きませんでした。
部活ではないスポーツ競技(一応全国クラス)で忙しかった事もあり、本人も希望しなかったこともありますが、塾などに頼らず自分で勉強するスタイルを中学で確立させたかったからです。
上の娘を塾に任せきりにした反省もありました。ハードな部活に塾、さらに塾の宿題・・。いつしか学校の勉強よりも塾の勉強に追われてしまい、本末転倒と感じた反省からでした。
確かにわからないところを直ぐに教えてもらえるのは便利。ただその反面悩みに悩んで自分で理解したものと比べ、直ぐに教わったものは直ぐに忘れたりもするものです。
ですので下の息子へは中学に入り、予習復習ができるように
教科書ガイドと教科書に沿った問題集、簡単なものと難しいものや応用2〜3冊を買い与え、あとは進研ゼミ。神奈川県の
過去問、総合問題集、校外
模試で補足。
校外
模試は塾に頼らずともネットで申し込めますので今は便利です。
よく調べてみると近所にも塾に行かずに川和とか進研ゼミやZ会だけで横浜翠嵐へ合格した先輩とかもいました。
親は親で情報収集が大変でしたが、塾任せにしなかった分、子供の現状や弱点までわかり適切なアドバイスができた気がします。
子供の漠然且つ主観的判断に、大人から見た冷静な客観的アドバイスが加わり、その上で進路や志望校は子供に判断させました。
そのやり方で中学で内申125/135、高校3年間の全
教科平均4.68、市ケ尾から早慶上智クラスに現役で合格できたのですから上等です。
ましてや勉強が高校時代に大切な一番目だとは親子してまるで思っていませんので。(^^;
勉強も大事ではありますが。
その上で、勉強で大事なのは、勉強の質×量+情報でしょう。
何をどれだけやったか?どれだけ憶えたか?解いたか?
どうであれやるのは本人。
塾に行きたければ行くも良し。。
うちも息子の希望があり、高3直前からは大学受験のために行かせましたので全否定はできません。(^^;
どうであれ効率よく学ぶ方法もその人に合った塾の選択も、全く人それぞれだと思います。(^^)
ぼのぼのさん
ご丁寧なご回答ありがとうございます。
お子さんの勉強に対し、大変ご熱心に対応されて、塾任せの私はとても恥ずかしい思いをしております。少し上に書き込みがございましたが、「塾・
模試代返せ」という気持ちが少なからず理解できます。(^^;)
私の子どもはお世辞にも勉強できるとは言い難く、親がしつこく言わないとやらないタイプでしたので、まずやる気にさせるところからでした。結局、受身の姿勢は変わらず、目標もなく、何となく塾に行っている「安心感」だけでしたね。
ステップは、少ない情報ながら、あれだけの情報を集め、発信していることは凄いと思いますが、一方でそこまでやらなくてもという気持ちもあります。成績のつけ方や受検システムが30数年前とかなり変わってしまったので、ただただ驚くばすりです。
ありがとうございました。
内緒さん@一般人さん、ありがとうございます。
またお気持ち良くわかります。
長女の時、全く同じ思いで「娘のために」と塾に思いを託していました。
わが夫婦は神奈川出身ではないため、当初、どこにどんな高校がありどんなレベルかもわからず、また仰る通り30数年前とは受験そのもののシステムも変わり、まさに手探り状態で親子共に安心を求めたのでしょう。
結果、娘は市ケ尾を前期で落ち、後期で元石川へ。
そこで塾は一旦やめました。
親として子に与えるべきものは、勉強をやらせる場ではなく、「親が亡くなっても、社会で、そして一人で生きていける力」だと気付いたからです。
自ら学ぶ、自ら道を切り開く、その力をつけさせる事が教育。その上で親として側面から協力する。その上でどうしても塾で学びたいなら行けば良いと。
どうせ親はいつか関われなくなります。
成績そのものではなく自立を目指しました。
娘が高校入学と同時に息子が中学入学した時の我が家の教育方針改革でした。
結果、高校入学後娘は塾に行かず元石川で部活もバイトも恋愛もしながら、3年になる頃には塾に行かずとも成績はトップクラスになっていました。
高校3年になり大学受験のために本人の希望で塾に行くことになりましたが、
英語と古典に限定させ他は自己勉でした。
それでも無事第一志望の大学に合格し、今女の子ながら奨学金とバイト(
授業料は全額親負担ですが)で一人暮らし、大学3年で就職活動中です。
5次6次審査が当たり前?らしいですが(苦笑)、現在何社か内定直前までなっているようです。(^^)
親から見てまだまだ甘いですが、何でも自分でできるようになりつつあります。
塾は頼るのではなく使うもの。
自立した上で使う。
そうなれば鬼に金棒です。
自立できる力も人間力の一つ。
そして高校は子供たちがそうなれる時であり、発芽し伸ばせる時期。
市ケ尾を目指せる子は潜在的にその能力を十分に持っているものです。(^^)