それでも昨年、不合格者が40名以上出ている。
得点力に欠ける受験者がそれだけ多かったということになる。
本来の二次選考は、得点力はあるけど内申が取れない子の救済措置であるべきで、実際そういう子は二次選考の上位で受かっているだろうし、一次選考下位の子の得点を上回っていると思う。しかし、昨年はそういう子達だけでは二次枠が埋まらなかった。よって二次枠の下位の点数が低くなってしまったのでしょう。
内申と学力がアンバランスな子はけっこういるが、学力>内申のタイプの場合は二次という救済があるし、入学後も勉強についていけるだろうが、逆に内申>学力のタイプはちょっと危険。そういう子は一次に漏れた場合に二次では残れない可能性が高いし、運良く二次の下位で引っかかっても入学後に苦労するだろう。
中学校のつける内申は得点力以外の部分の評価によるところもけっこう大きいので、いわゆる内申美人と呼ばれる層を生み出している。定期テストはそこそこ良い点が取れるけど、
模試では全然取れないという子もいる。そういう子も内申だけはまあまあ良かったりする。
なので、高校選びの際に内申だけを目安にせず、冷静に自分の学力に見合った学校を選ぶべき。
ここの書き込みで低内申を気にしている子が多いけど、新城に見合った得点力があれば二次で残れるから、ぜひ頑張って欲しい。
内緒@一般人さんのお話良くわかります。
私の子供は内申美人のほうに入るのでしょう。
日々細かく我が子を見ていると、夜の塾の後に深夜までかかってでもきっちり提出物を仕上げて出す。教科ごとのミニテストに備えて単語や漢字、暗記事項は隙間の時間にこなし、ミニテスト点数も良いほう。
夏休みの宿題では、学校での毎年の膨大な課題と塾の講習とその宿題でほぼ毎日寝不足になりながら、
取り組み、中学時代では社会や理科、美術、作文などで賞をいただけたりしたことでも内申点は上がっていました。
そのようなことに力を注いでいたうちの子でしたが
、しかし周りの新城志望の友達と定期テストの点で比べても少しだけ低く、
模試となれば新城では最後まで90パーセントしか合格していませんでした。
余計なことに力を注がなけれぱ、もう少し勉強に時間を使えた？と親は思ってしまいますが、子供にとっては内申点では全く何も問題なかったのでした。
しかし内申点に合わせると新城より上になってしまうので子供は迷っていました。
そんな子なので私立の併願では高めの内申に合わせるとかなり危険だと判断しランク下にさせました。
なので内緒@さんのお話しの通りだと思います。
正反対の友達もいました。点数ではクラスで上位なのに、提出物以下全く無頓着、点数で考えればほぼ5であるはずが、3になっていたり、４であったり、最後の最後で真面目になり、ぐんと上がりオール5近くまでなっていました。
そのお母さんは全く勉強やってる様子がないし、提出物についても3年になったからといってそんなにやってる様子はない！と言うのですが、なぜか3年の前期から好成績に。
その子はオープンで私立上位校に合格していきました。
うちの場合、定期試験の点数だけでない、社会に出てから試されるべき課題に真面目に取り組む姿勢に対して、ちゃんと内申点に載せていただけたことは有難いと思います。
学力美人という言葉がないのは残念です。なぜなら美人とは内申点だけにある話ではないからです。試験の点数であっても先生方により微妙に評価は分かれるために美人も存在しています。
95点以上でないと5がつかない学校がある一方で、90点以上であれば5をつける学校、または試験が受験を意識しすぎて難しいので点数が低めでも5になるケース。
毎回試験は良いけど、その他でマイナスされて低めの成績になっていた子供が、突然！3年の前期に成績がぐんと伸びるのも不思議なのですが、その子にふさわしい本来このくらいはあっただろうな？と、いう内申点を意識していない先生はいないと思います。特にこの時期には。
学校の評価等が決して甘くない学校にいたので、父兄からは厳しすぎという意見も出ている中学で頑張れて良かったと思っています。
内申美人にも、試験ではそこそこでも内申点を意識しながら日々努力の上での美人と、学校側が作り出してしまった美人の2通りありますから、前者は自分の
実力をわきまえながらいるのであれば、良い結果を生むのではないかと！そのように思ったりします。
しかし後者の場合は危険極まりないですね。
今の成績のつけ方では
実力を正しく把握することは本当に難しいです。
来週にはいよいよ試験ですね。つけた
実力を試されますが、どの子も新しいステージに勢い良く飛び込んでいってもらいたいと願っています。
この掲示板への投稿に中学生、在校生そしてそれぞれの保護者の方々から本当に真剣な質問や回答をして頂き、一卒業生として感謝しております。手前みそかも知れませんが、新城の特徴、他校との違いはおそらく画一性ではなく多様性ではないかと思っています。様々なタイプの生徒が入学後に自分の個性を伸ばせるゆったりとした環境があるような気がします。受験生の皆様の健闘をお祈りしております。
