かつて、まさにそれで失敗した卒業生です。
例えば古文の問題。助動詞の判別とか文章の解釈とか全て丸暗記して、定期テストではいい点を取れるけど、外部
模試ではさっぱりダメ。そんな状況はずっと変わらず、3年生になって失速していきました。
さて、ここからがアドバイスですが、大切なのは各教科毎にこれだ!と思える「データベース」を一つ、厳選して決めることです。最終的に受験会場に持ち込めるのは、頭に叩き込んだデータベースのみです。高校3年間の全ての学習活動は、その一つのデータベースを完成させるために行うのだと考えてください。
例えば世界史。私は先生の配る学習プリントをただ一つのデータベースと決めていました。Aという参考書の図解、Bという問題集のマニアックな問題、Cという年代集のゴロ、などなど、あらゆる情報を「見たその場」でバラバラに覚えるのではなく、あくまでデータベースを覚えるために利用するという感覚を持って下さい。あくまで覚えるのはデータベースだから、同じことがデータベースのどこに書いてあるのかを確認し、そこで覚える。同じことが書いてなければ、書き込む。あらゆる情報を一ヶ所に集約する。そうして3年間一つのものを使い続けて、受験の時にはページのどこに何が書いてあったが、隅々まで画像で浮かんでくる状態がベストです。
質問者様は「暗記テストのようになっている」と言いますが、やはり危険ですね。大切なのはその「暗記テスト」を暗記しないこと。あくまで「データベース」を暗記するために「暗記テスト」を利用してください。意味通じますよね?また参考書を買うのもいいですが、あくまでそれが「データベース」を教化するために役立つかどうか判断して購入してくださいね。ましてや参考書を2冊3冊買ってきて中途半端に手を付ける、なんてことをしたら最悪ですよ。
長くなりましたが、頑張ってください!