そうはならないと思いますよ
呉西から中部に行く子もいなくはないですが、距離があるのでロスタイムを考えて高岡に進学する子がほとんどだと思います。
加えて、富山市の人口を考えると、富山中部の定員240人はかなり少ないのです。(金沢泉丘の定員を見てください。)240人では上位の子を収容しきれない。
確かに、優秀者が富山中部探究科に集まる傾向は年々強まっているものの、高岡高校はもちろん、富山高校や砺波高校にもデキる子は一定数進学していて、学区撤廃後も特に変わらないと思います。
そもそも氷見とか南砺みたいな辺境から中部に行くってなると定期代もかかるわ時間もかかるわってなるから多分そういう人達は高岡来るし、
高岡市民の人達もよっぽどな理由がない限り高岡じゃなくて中部に行くってことは無いかと
制度設計として、突出した一校を作るよりも、ある程度選択肢が複数あって競い合うシステムの方が健全だし、全体のパフォーマンスが良いものになります。幸い富山には、御三家の県立高校がそれぞれ違う特色を持っていていますし、最近は片山もできました。県教委も、中部に優秀層が雪崩を打つように集まる事態は望ましいと思っていないでしょう。なので御心配は杞憂かと。
聞くところ、やはり若干は影響ある模様
特に呉西在住の附属の子が高岡を受けなくなる
近年、附属では中部探究人気が高く、呉西出身でも中部探究を受験する傾向があると聞きました。3年間富山市の附属中まで遠距離通学していますし、富山市の友達がたくさんいるので、中部に抵抗はないのでしょう。高岡市の公立からわざわざ中部まで行く子が増えるようには思えないですね。
学区撤廃による影響は、今後の御三家高校の進学実績で変化していく感じはしますよね。東大や医学部の合格者数は中部の方が優勢ですが、高岡高校の実績がけして悪いわけではないと思います。今よりも差がついていくようなら今後影響ありそうですね。
昔の附属中は進振りがあって、特定の学校に生徒が集中しないようにしていたそうです。新田知事が進振りで中部に行けなかったのは有名な話だそうで。。学校を自由に選べるのは生徒にとって大事な権利で、時代の流れなのだと思います。生徒が集まるように高校側も努力しなければならない。学区撤廃、悪いことではないと思います。いろんな意見があるのは当然ですが。
富山学区以外から見ると、学区撤廃は必ずしも歓迎されるものではないのはわかります。公立高校の配置は、高校のレベルに関わるので結構デリケートな問題です。好きな高校を選べるようにする権利も大事ですが、その一方でどこに住んでいてもレベルの高い学校にアクセスする権利を保証する必要もあります。また、上のコメントであったように、優秀な子をある程度散らしたほうが県全体の実績は向上するのも事実かと思います。新田知事と附属中のことはよくわかりませんが、進振りや学区は、個人の自由よりも全体最適を意識して行われてきたものなのでしょう。
それが個人の選択を尊重するものに変わってきている、学区撤廃はその流れなのかなと思っています。
付属は呉西の子には高岡を、富山市の南部地域の子には富山を受けさせていましたが、最近はそのようなプッシュはかなり弱まったと聞きました。
富山県は出身高校の意識が強いせいか、この手の議論はかなり難航しがちな印象ですが、反発を乗り越えて全県一区になって良かったと思います。
納得しました。確かに難しい問題ですね。県立高校の再編もかなり揉めてましたし、いろいろ大変な時代ですね。もうひとつ思うのは、富山の御三家高校は上と下の学力レベル差がありすぎて、中間より下は授業についていけない、という話を聞いたことがあります。開成や灘とは違い、東大受ける子よりも地元の大学に進学する子の方が多いと思います。同じ授業のペースでいいのか、疑問に思います。いろんな事を考えた上で、みんなが納得できる学区撤廃であってほしいですね。
学区撤廃により選択の権利を与えるってのは建前だと思いますよ。現状、県立高校の定員は学区単位で設定されていますが、県教委はそれを緩めてより大胆に統廃合したいのだと思います。その為の学区撤廃ではないかと。
加えて、学区撤廃で生徒の動きが流動化する場合、都市部では中高一貫化を取り入れるケースが多いです。富山の教育界は中学と高校の分断が激しく遅々として進んでいませんが、他県では生徒数の減少に対してより踏み込んだ対策をしているということです。富山の教育政策は諸々後手に回っていると思います。