そうだね。それは実際問題として正しいと思う。地方は首都圏ほど塾が「完備」されていないから、最難関の大学や学部へ行きたい子は、自分の学習方法をマネージメントするところから始めないといけない。だから率は低いがたまに出るすごい研究者は、地方出身者だったりする。
北高生のポテンシャルはそこそこ高い。例えば上位100人を鉄緑会に行かせたら、おそらく東大合格者はいまの3倍になるだろう。ただそれがいいかどうかは一概には言えないところが難しい点だ。
首都圏に目をやると、開成をはじめとする難関中学に行き世間から東大合格を義務づけられた子の中には、せっかく東大(医学部以外の)理系に行ったのに大学院に行かず四年で就職する人が少なからずいる。彼らが口を揃えて言うのは「高校までは決まったことを言われるままやっていれば良かったが、大学での勉強は違った。これ以上勉強をやるより早く就職したいと思った」。発想力やマネージメント力を要求され、さらに実行していく能力は塾では教えてもらってない上に、小さい時からちやほやされて育っているからそういうことに耐性が低い人の率が多いのが現実だ。とはいえ東大卒は東大卒。社会ではやっていけるだろうが。
話を元に戻すと、北高のいいところは自由なところだ。行事でも部活でもいい。自分達のマネージメント力やプレゼン力を磨くことでそれを勉強に活かそう。卒業したら誰もが気づくことだが、北高の3年間は、大いなる庇護の下、小さな成功と失敗を自由にやらせてもらい成長させてもらえるチャンスだ。庇護に甘えることなくチャレンジしよう。実際、そういう奴らが大学合格実績も出している。
勉強だけ、行事だけ、部活だけ、、ではなくどれもできる力を北高生は持っている。たったの3年間だ。時間はない。高い目標を持って頑張れ。
皆さんありがとうございました。すみません。だんだん話が発展してしまって…。僕は単純に
偏差値がどれくらい変わるのかということを聞きたかったのですが…。