そうですね。海外の大学に高校卒業後直接留学する場合、最低限それまでにその大学での講義を受けるのに十分な語学力を身につけておかなければいけないのは言うまでもありません。幸い、千種の国教科の語学の授業のレベルは全国有数だと思いますが、高校卒業後すぐに海外の大学に留学されるのであれば、高校生のうちに1年間の留学を経験されたほうがよいでしょうね。ただ、千種でも毎年数名の人が卒業後、日本の大学ではなく海外の大学に直接留学しますが、その人たちはただ留学したからではなく、懸命に語学ばかりでなく、他の勉強もしっかりした人たちです。今年も、海外帰国生徒ではなく、留学経験を1年した人が、イギリスの大学受験者が受験するIELTSという試験で全国の高校生ではほとんど取れない総合7.0の評価を得て、名門ロンドン大学(UCL:University College London)に進学予定の人もいるそうですよ。後輩の皆さん、志を高く持って頑張ってくださいね。
そんなオールランドを目指さなくてもいいと思いますよ。いろいろ体験し、どれでもよい、これはという自分の得意とするものが見つられればそれでいいと思います。とにかく視野を広く持って、頑張ってください。
僕の友達も現在アメリカの大学に留学中ですが、彼は高校の間も、そしてそれ以前も海外へ行ったことはなく、
英語は全く話せない状態で高校を卒業と同時にアメリカに行きました。
正直、
英語以外の教科の成績もそれほどいいものではなかったらしく、それが受験で足を引っ張ったようでした。しかし、彼は部活動に三年間しっかり打ち込んでいました。その点を大学側に評価してもらえたそうで、なんとか入学できたらしいです。
現在彼はアメリカの大学で勉強している訳ですが、高校時代に成績がそれほどよくなかった彼が、そこではいろんな科目で最高評価を得ているらしいです。それは部活動をやりきったことで彼が得たデカイ精神力と集中力、そして辛いことに耐えられる力のおかげではないかと僕は思います。
高校生の間に留学するのもいいかもしれませんが、部活動のような、人と関わる活動を三年間やりきるというのも、じぶんを高めるひとつの選択肢だと思いますよ。