記事からの抜粋です。これが本当の理由で東京に遅れること20年は経ちますが愛知でもこのような時勢です。中京・名電ほか一昔前なら公立に行けないような子が行く高校でした。尾張西部の私立でも「〇じょ」などと呼ばれていた時代もありました。時代もどんどん変わります。
時代と共にランキングが動いていることがわかります。60年代は都立高全盛時代でした。戦前の一中(旧制東京府立第一中学)→一高(旧制第一高校)→東大(当時は東京帝国大)のいわゆるエリートコースが、戦後は番町小→麹町中→日比谷高→東大に変わり、日比谷をはじめとする都立高が上位を独占していました。「公立優位」が続いていたのです。
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校群制度による卒業生が初めて出た70年に明らかになります。日比谷は5 位に急落。以後、ベスト10から姿を消しました。都立高全体でも78年以降、ベストテンに入った学校は一校もありません。
かわって、上位に進出するのが私立・国立の6カ年一貫教育校です。学校群制度が、私立校の追い風になったことは疑う余地がありません
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2002年から新学習指導要領が導入され、3 割削減された内容に、学力低下に不安を覚える保護者が増えて、公教育不信から空前の私立中高人気につながりました。 この学習指導要領改定はほぼ10年ごとに行われ、その度に私立校は東大合格者数を増やしてきたといえます。
90年、初めて東大合格者に占める私立校出身者合計が、公立校出身者の合計を抜き、それ以降、状況は変わっていません。東大進学における私立校優位は、これからも続いていきそうです。
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確かに合格者が出ない未来の状況を判断することは不可能に思われます。しかし、ある程度、予測することはできます。
判断基準になるのが、その学校の大学合格実績が伸びているのか、下がっているのかということです。前年と比べるだけではなく、長い目でどのような状況にあるのかを判断することが、将来の合格実績がどうなるのか予測する貴重な情報になります。進学に力を入れているのか、そうでないのかは、学校の方針の違いでもあるわけで、将来に大きく関わってくるといえます。
同じ
偏差値、同じような合格実績、さてどちらの学校を選ぶか、といった時に、合格実績がこの10年伸びている学校を選んだ方がいいことは明らかです。つまり、卒業する時にあたる6 年あるいは3 年後、もっと伸びている可能性が高いと考えられる学校を選ぶべきではないでしょうか。
こう閉められています。少しは時代背景を理解できたでしょうか。
今回は東大全般における記事なのですが、一貫校の生徒中では、その中の更に上位が理3を目指す構造は不変ですからこのような記事でもいくらか状況が理解できましょう。