私も入学当初は同じような疑問を抱えていました。
まず安城東は生徒をより多く国公立に行かせたい学校です。
生徒側の国公立にいくメリットとしては
まず就活です。企業に申し込むときや、採用するか否かのときまず国公立をとり、そのあとに少ない私立の枠があります。ですから、就活においては例えば琉球や北九州市立など世間的には評価の高くない国公立大学の方が早慶上智などの有名私立大学より就活は有利です。
次に国公立と私立の教授1人あたりの生徒の人数の話です。具体的な数は忘れてしまったのですが、国公立の方が私立よりも圧倒的に少人数でより深い研究ができます。
そして学校側からすると
まず教員が国公立出身者が多いので国公立を推す傾向が強いと思います。
次に学校の冊子ではなく、愛知県内の高校一覧的な本に進学実績を掲載する時に
国公立合格者 何人
私立合格者 何人
となり、
早慶上智 何人
関関同立 何人
などのように細かくは掲載しません。したがって単純に国公立の頭数が多い方がレベルの高い学校と見られます。
要は掲載上ではレベルの高い私立なのか、希望すれば誰でも入れる私立なのかは関係なく私立の合格者として扱われるので国公立を推しているんだと思います。
あとここだけの話ですが、安城東は世間の評判よりもレベルの低いというか上位層と下位層の差が激しい学校です。(
模試で
数学が安高より低かったです)
国公立に合格する100〜150人のうち大体文系40〜60人、理系60〜90人くらいです。愛知県内の国公立はレベルも高く、愛知県はトヨタなどの就職先も充実しているので近隣の県からの志願も多く倍率も高いです。
ですから、安城東でも目指している人は多くいますが、合格までいたりません。
志望先ついては私立を希望されるようなら安城東はやめた方がいいです。夏休み中の私立のオープンキャンパスへの参加が職員会議で禁止されるくらいの学校です。
私自身の体験からすると高校は自分のレベル未満のところがお勧めです。私自身、第二志望のおかげで赤点や再考査、授業についていけないなどの悩みと無縁の高校生活を送っています。それに自分に必要な勉強ができます。
将来的に大学進学するのであれば、どこの大学出身かを聞かれても、どこの高校出身かを聞かれることはありません。
高校は言い方は悪いですが、踏み台なので楽しいても困らないレベルのところをお勧めします。