首里高等学校 - 沖縄県 公立

年にもよりますが、各学年大体20人前後いるので全学年合わせると60名ぐらいが在籍しています。

男女比は圧倒的に女子が多いです。男子:女子＝1:2〜4ぐらいです。個人的には自分は男なので「もっと男子入ってこいや〜、こんな楽しいのに〜、なんで来ないの〜？」って思ってました。これは本当不思議。

意外かもしれませんが、弓を安全に安定して引けるようになるには、技術面と体力(身体)面が非常に大事になってきます。そのため、一年の夏休み前半までは、筋トレ、体幹、走る(走り込みのレベルまではやらない。一定ルートを一周するだけ)、射法八節(弓を引くときの基本動作)を徹底してやります。この全ての基礎の過程を通過し、弓を自由に引けるようになると、一切これらの基礎トレはやりません。なので一年の前半を頑張れば、一年の秋から引退までは弓しか引かなくて良い生活が待ってます。ただ、自分の弱点を克服するため、自ら進んで筋トレや体幹をする人もいます。(弓道は超がつく程基礎が大事です。)

部活は週7です。(顧問の先生はほぼ関与してこないので、オフ自体は民主制で部長が決める事ができます、要は話し合いで決めます)。毎月大会があり、その翌日は休み。テスト期間も当然休み。ただし、弓道は他のスポーツと違ってやらないとすぐなまってしまうものなので、休み＝ほぼ自主練習です。練習好きな人はどーぞって感じです(私はほとんど行きませんでした)。ただ、一度弓が引けるようになると弓を引く量(練習量)は各個人に全て任されます。クローズドスキル(個人の技術、メンタル)が求められる競技なので、練習量は自分自身と相談して調整する事になります。そのため、一年の秋以降は部活に行く行かないも自由に決める事ができるという良い面もあります。ただし、これは弓が自由に引けるようになったらの話で、一年の夏までの基本を叩き込む期間は絶対に行かないと、後々弓が引けなくなります。引かせて貰えないとかじゃなく、自分の体が弓を引き切れない、という状態になります。なので入部して最初の時期は本当に練習行って下さい。仲間とやれば、案外楽しいし乗り切れます。ちなみに弓が引けるようになると超ラクなので練習週7でも全然キツくないです。むしろ中学の部活がブラックだった私からするとめちゃくちゃホワイト天国みたいな部活でした。もちろん、休みやすいし早退もしやすいですが、弓道は良い意味でも悪い意味でも自己責任のスポーツです。もし質問者さんが弓道部に入るのであれば、これだけは忘れないでください。

ちなみに余談ですが、弓道は矢数をかけすぎると(練習量を増やし、たくさん中てようとすると)、早気(はやけ)と呼ばれる恐ろしい病(イップス)に陥ります。そういう理由もあるので、練習は個人の裁量に任されてるのです。

ついでに外部コーチの方の情報も加えておきます。
優しいおじいちゃんで、「勝つ事よりも高校の部活は思い出作り」という考えの方です。私はこの考えに超賛成派の人間なので、すっごく精神的にもラクでした。楽しんでやるのが1番です。それが、首里高弓道部の強さの秘訣だと私は思ってます。勝利至上主義は負けた時、失敗した時に苦しみ意外の何も残りませんから。

「首里高校 弓道部」で検索して貰えると弓道部のツイッターが出てくるので、そちらも観てみて下さい。

回答ありがとうございます。質問ばかりで申し訳ないのですが、染織デザイン科の生徒はどのくらい弓道部に在籍していますか？また、首里高校では弓道部は他の部活動と比べて大きい部活なのでしょうか？