弘前高等学校 - 青森県 公立

数十年前、御３家（青森・八戸・弘前）は
質問者さんの言う通り、そのぐらいの点数が
ないと入学は出来ませんでした。
しかし今となっては、その３校も廃れ始めて
きました。
青森・八戸も400とれば、今では普通に合格します。。。
ゆとり教育が原因ですかね。。

どうでもいいけど卒業時を比べた方がいいんじゃ

進学実績も下がっていると思いますよ。

今年の学年は優秀学年と呼ばれてたはずなんだけどね…。昔は、400ない場合は不合格確定なんて言われてたのに。なんか入学をしても良いのか、これからの受験生は悩んでしまうのかな。可哀想に

【プラス要因】
・定員減（相対的にレベル上昇）
【マイナス要因】
・少子化（相対的にレベル低下）
・中学浪人の減少（入学者の１割弱いたこの層は成績上位者の一定数を占めていた）
・受験生の分散（三本木高や三沢高から京大進学者∵三校に拘らない進学or進路指導？）
・後期募集（一発勝負に弱い層の入学）
・男女併せ募集（女子増で浪人回避のための安全校受験増）
【どちらともいえない要因】
・学区撤廃、男女併せ募集（従来比でレベルの均質化）
…さっと思いつくものでこれくらいでしょうか。
ここで統計（人口動態総覧より県全体の出生数を抽出、入学定員と突合せ）を見てみたのですが、明らかに入学しやすくなっていますね。
（＊いわゆる早生まれ、成長途中の死亡等、選抜方式の変化等は考慮していませんので参考程度に）
S55生：21761（H08定員320） 100
（この年の定員／出生数を100とした場合）
S60生：19095（H13定員280） 99.7
H02生：14635（H18定員280） 130.1
H07生：13972（H23定員280） 136.3
H08生：13955（H24定員280） 136.4
H09生：13606（H25定員280） 139.9
平成８年入学者と同じ水準で選抜すると今春は２００人しか入学者がいない計算になり、下位８０人は入学できなかった人たちということになります。
ただ少子化は全国で起こっているわけで、年次の比較でレベルが下がっているとしても進学実績には大きく影響しないはずであり、悪くなっているとすれば別の問題として検討しなければなりません。
受験する側の視点では、３８０点でも合格なら、運悪く浪人になるリスクも滑り止めを受ける必要もほぼないし、精神的にも経済的にも楽ですよね。
どうせ入学すれば中位以下の人たちは授業についていけない（または、ついていくのがやっと）ですし、上位層は県内にいる限りほぼ３校に進学するのでしょうから、合格最低点を気にすることなく個々が勉学に励めばよろしいのでは。

学生の性格（？）が変わったように思います。
私達の頃（10数年前です）は良くも悪くも豪放磊落で、親や先生もある程度それに理解を示し、勉強にはあまり関与せず、かなり放置状態でした。そのせいか、弘前高校のOBは、進学校らしからぬ特殊な方面で力を発揮する方が多いようです。ただそれでも、受験本番ではかなり力を発揮する子が多かったのですが。
対して今の学生は、勉強にも部活にも真面目ですが、どうも馬力に欠ける気がします。取り巻く環境も変わったせいか、PTAの学校に対する関与、成績に関するチェックも厳しくなり、なんだか普通の進学校になってしまったなという印象です。
学校とPTA側がもう少し学生の力を信じて、いい意味でいい加減に指導したほうが、この学校の学生には合ってるんじゃないかと思います。