かつて特進コースに在籍していた者です。
以前は"選抜テスト"なるものが存在していなかったので、まずこの"選抜テスト"について、具体的に何を選抜するための試験なのかを教えていただけますでしょうか?
定期テストは総進文理、特進文理、特進選抜、共通のテストですが、特進テストは上記の試験の範囲をさらに広げて(特進選抜の授業進度に合わせて)、問題の難易度も上げた特進選抜クラスだけが対象のテストです。いたずらにテストを増やすよりも、最初から、特進選抜クラスは特進テストを定期テストにすれば効率的だと思うのですが、学校側としては他のクラスとの比較材料として、共通のテストを実施するのでしょうかね?
なるほど、理解しました。恐らく、以前は定期試験のおまけとして特進選抜のみで行われていたテストが、ひとつの試験区分として分離したものだと思います。私が在籍していた頃は、全クラス共通のテスト(100点満点)と選抜テスト(20点満点)を同じ時間内に解き、得点を足し合わせたものを100点に換算して成績を出していました。(例えば、両テストで満点をとれば合計で120点ですが、これに100/120を掛け合わせることで100点満点としました)
続きです。以前の選抜テストが単純に分量が増えて分離したとすれば、選抜テストは普通の定期試験と同等の価値と考えていいでしょう。とりあえず普通の定期試験用の勉強をして、選抜テストはそのプラスアルファ程度で良いと思います。出題範囲は殆ど変わりませんし、内容も授業で習う程度の難易度です。
更に続きです。大学入試は主に推薦入試と一般入試に分類されますが、選抜コースは一般での受験を求められています。一般入試は内申点などが全く関係なく、各大学が実施する本番の試験のみで合否が決まるので、内申点の良し悪しはそこまで気にする必要はありません。とにかく、授業で遅れをとらないようにしっかりと着いていく!与えられた課題を確実にこなす!...これが最も大切なことだと思います。
あ、それから何故テストが2つあるかについてですが、恐らく2年次のクラス分けを公平に行うためでしょう。2年次に選抜から文理へ、文理から選抜への移動があることはご存知ですか?これを行う際に、同じ試験の点数を比べた方が公平に選別できるため、わざわざ簡単な試験を受けさせるのだと思います。ただ、この試験だけではあまりに簡単すぎるため、先のテストとは別に選抜コース用のテストを作って実力を試している、といった感じではないでしょうか。
詳細な説明、ありがとうございます。選抜テスト的なテストは以前からもあったということなのですね。また、とにかく普段の授業についていくこと、課題を確実にこなすことが重要との意見、最もだと思いました。試験については効率の悪さを感じますが、それが学校側の方針とあらばいたしかたありませんので、腐らない程度にがんばりたいと思います。