「大学受験を最重視しているなら他の進学校に行くべきです。
理系科目の授業は文句なしです。
英語は楽しいですが授業だけで受験レベルには届きません。ネイティブスピーカーはいませんが、
英語の論文作成を目標にした英作文の練習があったりします。地理歴史公民の授業は、これも楽しいですがこれだけでは受験レベルには届きません。
しかし理系科目でも、問題演習量が足りないので、自分でもっと勉強するか、予備校に行くかしたほうがいいでしょう。
この学校はあくまでも技術者育成が目的だから、技術者になるために必要なものは全て身につきます(分野にもよると思いますが)。
また、入学後に勉強に対する姿勢で悩むと思います。
中学では自分のレベルに合った高校を選ぶだけですが、高校では、大学は「自分が何を勉強したいか」が見つからないと選べませんよね。
さらに、普通の学校では「勉強=受験勉強のため」でも大丈夫ですが、この学校においてそういう姿勢で臨めば全く無意味な学生生活を送る羽目になるでしょう。
ですから、ご家庭で大学受験を至上としていらっしゃるならこの高校には来ないほうがいいです。
なんというか、感覚的に、ミニ大学のような学校です。
素直に、自分を出して、やりたいことをやっていればとっても楽しい3年間を過ごせる高校です。」
と、知人が言ってました。
この物語はノンフィクションだそうです。