ピンとこないですか?
高校は義務教育ではありません。
日頃から学校を休まないで授業を受ける
定期テストで赤点を取らないように頑張っておく
この2点をクリアして初めて単位の取得が出来、進級するのです。
この、単位と言っても元々、全員が勉強しなければいけない基礎の部分はクラスの友達と一緒に勉強するのですが、
その他の、それぞれが選んだ選択部分の科目については、クラスを離れて、別の教室に行き、同じ勉強をしたいメンバーでのクラス編成となるわけです。
その1時間限りのクラス編成となります。
例えば、
数学Bを選択した子が集まるクラスと、地理を選択した子が集まるクラスが同じわけがありません。〔もっと沢山、選択肢はありますが例として〕
単位制とは、
将来進むべき大学や、専門学校などに備えて、自分が受験するのに必要になりそうな科目とその単位だけを選び勉強するものです。
それは、勉強しても大学受験では必要ないかもしれない教科とその科目〔無駄な教科〕をなるべく省き、受験に向けて早くから集中的に得意分野に時間を割いて、大学受験で有利になることがわかっています。
例えば、多摩高校では、1、2年は全員で全ての教科を全員で
単位取得した後、3年から選択制になりますが、進学するのに必要ない単位まで勉強させられます。
そして3年生の1年間で、自分の進路に必要な科目を選択するわけです。
どちらが良いかは自分次第です。
また、多摩高校とは違い2年生から選択制になる学校は沢山あります。
説明会などでパンフレットをもらうか、ホームページを見て、単位取得がどの時点で選択出来るのかチェックしたら良いと思います!
また、この機会に携帯からでよいので、適当な大学の学部を調べて、その募集要項〔筆記試験を受けるのに必要な科目〕について調べてみると、高校で選択したほうが良い科目が見えてきます。
高校の
数学では
数学1、
数学Aの2種類が最初の基本となり、その上に
数学2、
数学Bというものがありますが、
例えば、國學院大学の 経済学部か経営学部?だったか、
国語と
数学1、
数学Aだけで受験が可能だったかと思います。うろ覚えで間違っていたら失礼!
この場合、たまたま
数学が好きで、高校三年間で必修科目の
数学2 に加えて、
数学Bの単位を取ってしまうと、取っていても受験では全く必要がないという事態になるわけですね。
そういったことは無いほうが賢明です。
選択制のメリットとは例えばこんな感じです。