高校での経験ではないが、採点側経験者より。
面接は、準備しすぎるのも危険です。QAを準備して、暗記してしまうと、セリフのようになって、人となりが伝わりづらく、点数がつきづらいです。
辿々しくとも、その場の言葉で伝えると、
面接時の気持ちを伝えられていると、
面接官は受け取りやすく、点数がつけやすいです。
面接ですから、知りたいのは、何を言うかではなく、その問答を通して人となりを知りたいのです。
続きです。すみませんが、長くなります。今年の受検に懸命に向かった皆さんにお伝えしたいと思います。
受検者全員
面接点100点のように、差をつけない学校は、ほしい生徒に、人となりは求めない学校なのでと考えます。←内申点で、それは担保しているという判断かもしれません。
緑高のように、
面接点に差をつける学校は、多少なりとも人となりをみたいという校風なのでしょう。
面接は、どんなに評価基準等を整備しても、主観的なものです。主観的に判断されることが嫌な方は、差をつけない学校を受検すべきなのかもしれません。また、自分のよくできたという感覚を優先して、「納得できない」と感じる方は(気持ちは本当によくわかりますが)、「評価は、他人が行うもの」という人の世の真理を、理解することが大切になるのではと思います。「自分としてはよくできた」という感覚は、他者からの評価で決まる受検、採用、昇任等への突発力は培えません。メタ認知して、矢印を自分に向けられるようになることが、高校、大学、社会人という長い社会的生活を豊かにする力になるのでは? と考えます。
世の中、理不尽と感じることは多いですが、懸命に、懸命に、努力した皆さんには、その理不尽さも含めてよく分析して、自己の成長につなげられるように歩んでいってほしいと思います。
今年、緑ケ丘に合格した者です。
面接を受けるにあたって色々準備していた頃に、母に「あまりセリフを暗記しない様に。ザックリどんな事を言うかだけ考えなさい。決して自分を良く言わない。嘘は言わない。そうじゃなきゃ突っ込まれた時に言葉に詰まったり、辻褄が合わなくなる。セリフではなく自分の言葉で話す事を心がけて。」と言われたので「これだけは絶対に言おう!」という事だけを忘れないようにする位で、あまり覚えて行ったりはしませんでした。
突っ込まれる事はありませんでしたが、自然に話せた気がします。
これが良かったのか、私は
面接95点でした。
面接では態度や受け応えも見てますが、内申点以外の中学時代の取組みも見てるはずです。部活での活動結果(全国大会出場等)や生徒会活動への参加など中学在学時の取組み含めて総合的に判断していると思います。
緑高は勉強の数字結果だけではない取り組みや人柄を評価するために、
面接点で差をつけられるようにしているので、大変良い学校だと思います。
今年のS1値ボーダー、緑ケ丘1000、柏陽1020。
面接点の差だけなので、今年の一次ボーダーは両校同じ
https://kanagaku.com/archives/58723