湘南体育祭の話題になると、いろいろと意見が出て熱くなるようですが、去年の学校の受験説明会などに出て、先生の説明を聞いた後の解釈ですが、先生方は勉強するなと言っているのではないと思います。湘南の体育祭が大変なのは3年生になって初めて知るのではなく、1,2年生の時から先輩達を見てきて分かっているはずです。だからそれを分かった上で早めに受験の準備をしておくようにということです。そして体育祭期間に入ったら勉強と体育祭の両方を中途半端にするくらいなら、思い切って体育祭に専念し、終わったら出来なかった(やりたかった)勉強を猛ダッシュでやりなさいと。ほとんどの生徒さんは、この時期に他校は勉強しているのに、自分たちがやっていない(出来ない)事をとても焦っているはずです。だからこそ体育祭が終わった後、爆発的なエネルギーで勉強が出来ているのではないでしょうか。ただ全員がこの波に乗れるかどうかは各人次第なので、時間が足りずに湘南高校4年生になってしまうのも否めなせん。どうしても悪い話ばかりがネットに載ってしまうので書かせて頂きました。
高3の9月まで行事で忙しいのは学校側も分かっててそうしてるかもですね。以下は湘南高校校長のインタビュー抜粋です。
抜粋
「時乗校長:「もちろん、現役で合格することに越したことはありませんが、絶対に現役で合格させようという考えはあまり持っていません。現役で受かるところに合格するよりも、例え浪人してでも第一志望に向けて頑張ることの方が意義があると思っています。1年くらいの浪人なんて、大学進学後の長い人生から考えたらたいしたことありません。」
(
http://keishinkan.jp/県下屈指の公立難関校、湘南高校の伝統)
苦難を乗り越えられる
人間を育成するという理念にはとても共感しますが、進学の方は卒業してから自分で頑張ってください、というのは高校としては無責任な気がしました。高校在学中に現役で第一志望の進路も実現させてこそ、理念の実現と思います。そう意味では、受験に影響を与えないような行事のタイミングの配慮があっても良いように思います。
浪人は大したことないっていっても高額な予備校費用を払うのは親ですから、浪人すれば良いって言われても困ってしまいます。
嫌なら翠嵐に行けばという声もありますが、通学時間を考えると容易に代替案にはならないのが困ったところ。