>読み方が間違っています。
私も読みましたが間違ってないと思います。
以下引用です。
>今回は倍率の高い学校でクラス数は変えずに募集人数を増やそうと考えました
(人数の話なので省略)
>人気があるから数字増やしますという説明では、なかなか理解を得られないのではないかと思います
>人気校だけなら奈良高校と郡山高校の2つで増やせば良いということになります。そのように考えるのか、今回のように4校に分配して増やすのか、さらにもっと分配しようかとも考えたのですが
普通に理解すれば、
・人気校だけ増やすと理解が得られない
・人気校だけなら奈良と郡山だが、今回はそれ以外も入れて4校で増やした
>無視をしているのではありませんね。
「一時的な生徒数の増加の対処方法」ですよね。
でも会議録の最初にこう書いてます。
>中学3年生の数が200名弱の増に対して県立大学附属高等学校の開校で定員枠が200増えるということを勘案いたしまして、県立の高等学校全日制といたしましては、昨年度の倍率も踏まえ、1クラスの減が適当ではないかと考えております。
「生徒の増加」を理由にするには無理があると思います。教室に余裕のある高校に一クラスずつ増やせば文部科学省の指標を守れたのに守らなかったのですね。
やはり読み方間違っていますね。
議事録での発言者と発言内容は以下の通りです。
伊藤委員:
「人気があるから数字増やしますという説明では、なかなか理解を得られないのではないかと思います」
吉田教育長:
「人気校だけなら奈良高校と郡山高校の2つで増やせば良いということになります。そのように考えるのか、今回のように4校に分配して増やすのか、さらにもっと分配しようかとも考えたのですが」
これは質問と回答の関係です。
「理解を得られないのではないかと思います」との意見表明に対する答弁ですが、その意見に対して「その通りで・・・」等の言及はありません。
この答弁では教育長が理解が得られないと認識をしていたかはわかりませんね。
したがって、必ずしも2校では理解が得られないから4校にしたと読むことは出来ません。
>「生徒の増加」を理由にするには無理があると思います。教室に余裕のある高校に一クラスずつ増やせば文部科学省の指標を守れたのに守らなかったのですね。
議事録では
「一時的な生徒数の増加の対処方法として実施」
「中学校3年生の数はトレンドで減っていきますが、少し増える時期があり、それが今、起こっています」
「ある学校に1クラス増やすと、中学校の進路指導が慎重になり倍率が下がることがあります。今回のような、なだらかなことをしたら、急激に倍率が増えたり落ちたりするようなことはないのではないかと考えています。」
「高等学校は、一時的な例外が認められています。」
「中学校3年生の数はトレンドで減っていきますが〜略〜学級数を減らすよりは1学級あたりの人数を減らすという考え方はできないだろうかと考えます。」
とある通り、中学3年生の増加に対応した一時的な措置であり、1クラスずつ増やすことで急激な倍率の低下の回避させることが出来る、今後生徒が減少する場合はクラスの人数を減らす方向で考えることが出来るとの理由で、今回は文科省へ確認の上一時的な例外として実施したと読むことが出来ますね。
したがって、指標を無視した、守れるのに守らなかったには当たらないと考えますね。
>これは質問と回答の関係です。
意見表明は質問ではありません。質問なら下記表現となります。
・理解を得られないのではないか?
・理解を得られないのではないかと思わないか?
例えば「私はこの本は高いのではないかと思う」と言えば、高いか安いかを聞いているのではありません。「この本は高い」の婉曲表現です。
このため受け手側の応答は「回答」ではなく、「反論」するか、「同意」して話を続けるかの二種類となります。
教育長はとくに反論などせず、人気2校だけではないし、さらに4校以上に分配しようとも考えたのです「が」と言い訳をしています。
つまり「人気校だけではないので理解は得られますよ」と言うことです。
>守れるのに守らなかったには当たらないと考えますね。
長いご説明文章ですが、あなたの理屈では「1クラス増やすことは不可能」とどこにも書いてないので「守れるのに守らなかったは当たらない」とは言えませんね。
>教育長はとくに反論などせず、
同意もしていませんね。どちらかと言えばその意見はスルーとも取れます。
「さらにもっと分配しようかとも考えたのですが」については言い訳ではなく2校、4校、それ以上、の選択肢の中で今回は4校にしたと解釈出来ます。
確かに2校であればそれぞれ1クラス増となり考え方に相違する、4校超であれば倍率の低い学校も選定せざるをえない可能性もあることから4校にしたとも考えられますね。
そもそも、教育長が理解を得るために物事を決めるとも考えにくいですしね。
やはり、必ずしも2校では理解が得られないから4校にしたと読むことは出来ません。
>「守れるのに守らなかったは当たらない」とは言えませんね。
これについても、1クラス増加出来る学校が物理的に有るのか無いのか?議事録を見る限り言及はありません。
つまり、そもそも「守れない」のかも知れません。またはその検討の前に学級の人数増の方針が決定されたのかも知れません。
したがって、正確には「守れるのに守らなかったとは断定出来ない」と言えますね。
少なくとも「無視をした」は間違っていますね。
>1クラス増加出来る学校が物理的に有るのか無いのか?
あります。平城、郡山、畝傍は10クラス400人募集の実績があるので。ちなみに郡山は冠山学舎のみで10クラス募集という意味です。
まあ奈良高校の耐震問題と同じで、教師の人件費を減らしたいという目的が先にある。
そのためには重要なことは隠して都合よく議論を進めたいんでしょうね。
北部が全然足りてない。平城の
偏差値なら郡山が1〜2クラスは増やさないと。素人でも解る話。
ボロ校舎の高田を移転して田原本くらいに作りましょう。
学校名は馴染みのある高田のままで(笑)
高田レベルがもう一校必要なのは確かやわ。
単純に、その
偏差値帯高校の志願者が、どれくらいの人数がいるのか的確に把握し、その県民ニーズを公正(倍率等均衡)に満たす仕事をするのが、県教委の職務責任の1つではないですか。
奈良、特に郡山辺りが高倍率になる様に計画し、残念な受験生を、校長、次期校長候補県教委の、天下り先私学へ送る事を重視した政策に思えるんですがね。