私は高校生活が人生の中で一番楽しくなかった人です。陰湿な同級生と私立高校特有の先生(極端な保守的な考え方・隠蔽工作・偽善)にうんざりしました。食事が喉を通らなくなって、何度も嘔吐しました。今でもあの酸っぱくて苦い味を覚えています。
自分の人生はもう終わったのだと絶望したことさえありました。しかしそんな時に自分に手を差し伸べてくれたのは旧友及び昔の先生でした。さり気なく遊びに誘ってくれたり、偶然外ですれ違ったら声をかけてくださったり。些細なことではありますが、それがどれだけ有難かったか。
ただそれだけでは他人に依存しなければ何もできない事になり、リソースが尽きれば終わり。という状態になってしまいます。その時に自分を支えてくれるのは過去の経験と手に入れた知識です。1つのことだけでも構いません。何か自分が結果を残したことがあると、その過程でできた仲間や得た経験が絶対に自分を支えてくれます。私自身も誰かが見ていてくれているのは実際何度も実感させられました。なので落ち込んでいる・楽しくないと思っている人は一旦自分自身を見つめ直してみてはいかがでしょうか。
今私は親元を離れて大学生をしています。サークル活動をし、知識と経験を活かして
家庭教師のアルバイトをしています。たとえ不本意な高校生活を送ったとしても、このように立て直すことなんて容易です。自分の長所を最大限活用し、何事でもそれに合わせて学習する力があれば生きていけるので安心して下さい。
最後に不満を言っている人たちに向けてメッセージを。不満があれば好きなだけ言えばいいと思います。
ただ忘れないで欲しいのは 思考を無理にポジティブにしなくてもいいし、ネガティブでも構いません。どうかお願いだから行動だけはポジティブなことにして下さい。例えば通学中に必ず単語帳を開くなどです。小さなことでも構わないです。
そのような積み重ねの先に、憎いあるいは嫌いな人達が苦しむ様を見下ろす景色が待っているはずです。