水戸一高もテスト平均点25点程度のテストが多く、テスト問題を見ると水戸一高と土浦一高で難易度に差はありません。さらに授業進度は、英数国には二校に大きな差はありませんが、物理はセンター前までに土浦一高は原子分野が未習なのに対し水戸一高は11月末までに原子分野が終了します。化学も同様で高分子の範囲が水戸一高は11月に終わるのに対し土浦一高は年末までに終わっていません。ただ、どちらの高校も実績的に大きな差はありませんし、強いて言えば土浦のほうが東大京大により多く実績を出しています。東北大、筑波大、一橋、東工は水戸一が強い印象です。医学部はどちらも同じくらいです。
何が言いたいのかというと、土浦一高のほうが進度が早いというのはまず誤りで、正しくは水戸一のほうが早いです。テストの難易度は同程度です。課題は土浦一高のほうが多いです。これは立地がより首都圏に近く、受験への危機感が強いことがあるのかもしれません。水戸一高は自由な校風で比較的のんびりとしていて、部活委員会に打ち込む生徒が多いです。学園祭の準備も水戸一高は4月の初めから準備を始めます。1週間前から日課を変更し、直前二日間は終日準備に当てます。土浦一高の生徒は学園祭期間中も受験勉強にやや重点をおいていますが水戸一高は6月末までは完全に部活と学園祭一色です。先生方からも受験はが学園祭明けから本腰を入れるよう指導があります。このような校風は長年の伝統です。どちらも良い学校であり、優劣はつけられないでしょう。
水戸の中心部の地価が下がった、なんて記事を見るとちょっと心配。もちろん、地価と
偏差値は連動していないでしょうが、一強状態の県南と衰退気味の北部。長期的に見ると…
ホントに心配