ここ数年、文科省のお達しにより首都圏の大学の定員数が大幅に絞られ、倍率が上がりつづけ、本来なら早慶上理の実力があるお子さんがGMARCHにずれ込み、GMARCHの実力があるお子さんが日東駒専にずれ込み…と難化の一途をたどり、そこへ来てセンター試験から共通テストへの切り替えの年となった昨年度は、確実に現役合格を…という安全思考になりさらに難化したとうかがっています。
そんな中、上のお嬢様がGMARCHに合格されるには相当の努力があったこととご推察いたします。
淑与野のS類に関しては指定校推薦が利用できるクラスであり、単願でしか確約が頂けないクラスで、その際の北辰
偏差値は他の類型より低いのですが、クラスで上位の成績をキープする生徒さん達は
模試の結果も選抜ABCクラス上位の生徒さん達に引けをとらずかなり優秀です。
高校受験時の北辰
偏差値70前後の生徒さんも結構いますし、あえてS類で確実に上位校の指定校推薦を目指している生徒さんもいます。
指定校推薦の数については、かなりな数があります。S類の生徒数をはるかに越える数です。
しかし、人気の上位校の学部の推薦枠は限られていますし、生徒さんが志望する大学・学部の指定校推薦があるとは限りません。毎年変化します。
なので、指定校推薦を利用するのはS類の中でも半数〜6割といったところだと思います。
他の4割強の生徒さん達は、自分の志望する大学・学部を一般受験しますが、並行して公募推薦や自己推薦等のAO系推薦も出願していく生徒さんが多いです(専願・
併願共に)。
それにあたっては、一般受験の勉強に無理のない内容で担任の先生が相談にのってくれますし、準備等もアドバイスしていただけます。(他の類型の生徒さんも同じだと思います。)
AO系の推薦利用で入学を決める生徒さんもいれば、滑り止めとしてAOを
併願利用して一般受験にのぞむ生徒さんもいます。
淑与野の先生方は、生徒さん達の希望に寄り添ってくださるので、進学実績のために空いている指定校推薦を無理にすすめるようなことはされません。少なくとも、うちの娘はされませんでした。
また、指定校推薦をめぐってクラス内やSNS等でギスギスしたり忖度する事のないような指導が再三されていますし、生徒さん達も他人の事より自分の勉強に必死でそれどころではないと思います。
11月の卒業試験以降は自由登校になりますから、学校に来て自習する生徒さん達は、みんな一般受験に向けて努力する生徒さん達です。そういった意味では「S類で一般受験はそうとう厳しい」という感覚は特にないのでは?!と思います。
公立高校で一般受験にしても、私立高校で指定校推薦にしても、志望する大学・学部の合格を勝ち取るのはどちらも簡単ではないように思います。
単純に数字で比較するならば、淑与野に関して言えば、類型を問わず全体の現役合格率が95%前後ということでしょうか。
お嬢様が受験を検討している公立高校の現役合格率と比較して検討されるのも、一つの方法かと思います。
返信をありがとうございます!
とてもよく分かりました。
ホームページでは、15%が一般入試とグラフにあって
少くて心配したのですが、
実際は半分弱くらいなのですね。
(指定校推薦で行かれるって多めにアピールしたのかな!?)
学校が自由登校になるのも、秋からだから、それも一般にとっては良いですね。(姉の公立は1月のセンターまで学校ありました。。)
高校の進路指導もとても良さそうですね。‥ちなみに姉の公立は大した指導はなく(汗)楽観視し過ぎだし。。放置だし笑
S類、指定校推薦の可能性も上がり、一般でもチャレンジ可能なら、本当に良いかも。。
妹は姉より地頭があまり‥で心配なんですよね(ゴメン妹よ)。なんとか、S類単願の
偏差値まではいけるように頑張ってもらいます!!
アドバイス、ありがとうございました。
確かに公立高校は国立大学受験を前提とした指導をするので向き不向きはあるかもしれませんが、少なくとも大した指導はしないとか楽観視や放置といったことはありませんでした。淑徳与野とは関係ない話で申し訳ありません。
初めに返信させていただいた者です。
確かに、淑与野ホームページのグラフだと一般受験がかなり少ないような印象ですね。
その年度ごとに指定校推薦利用の数値は違うかもしれませんが、おそらくグラフの一般入試とAO・公募を合わせた4割位の生徒さんが、指定校推薦を利用せずに一般入試とAO・公募を
併願して、最終的に合格・進学した割合なのかな?!と推察します。
指定校推薦の数じたいは沢山あるので、志望する大学・学部があれば、あとは入学してからの評定・
模試の結果(
模試の
偏差値がその大学の合格者の下の方の
偏差値に届かないと、入学してからも大変だから…という理由だと聞きました)・その他の活動で判断されるようです。
娘の学年では、指定校推薦をめぐっての牽制などは全然気にならなかったようですよ。みなさん、それだけ自分の勉強に必死なんだと思います。
自由登校になると、塾に通いつめる生徒さんもいれば、学校の対策講座をとって空き時間も残って勉強したり先生に質問したりする生徒さんもいたりと、それぞれ自分の方法で受験対策をするようです。
他の私立高校・県立高校の受験対応は経験がないのでわかりませんが、淑与野に関して言えば、進学実績のためでなく生徒の気持ちを優先した手厚い対応をしていただけるという印象です。
我が家にもまだ中学生がおりますので、お互いに高校受験もがんばりましょう!
Sの場合、その年度によっても多少違うとおもいますが、指定校・AO・公募等の推薦がおわると、最終的な一般受験者はクラスの5分の1〜4分の1くらいのようだと子どもがはなしていました。クラスではお互いに自分の状況をあまり話さないようにするそうなのであくまで推測だそうですが。