確かに工業高校も良いかもですよね。
でも工業って目的持って行く人が多いし工業好きじゃないと続きませんよね。
専門的な勉強は好きという気持ちが
第一優先だと思う。
特別好きでもないけど
偏差値的に入れそうだからなどの理由で入ると
学校が辛くなると思いますよー
志願先を絞りこんでいる時期や入学式に臨んでいるときにその高校を中途退学する予定の人はめったにいないと思いますが―――なかには計画的な進路変更、転学のケースもある―――、実際にはどんな高校でも途中でやめる人が皆無であることはまずありません。
商業高校をやめた人はその後どうすると思いますか。単純に退学する人もいるかもしれませんが多くはそれまでの就学歴を生かし通信制や単位制の高校に転学するようですね。なかにはちょうどこの高校のような全日制普通科の公立高校に転学することもあるのですよ。転学のきっかけは1科目合格できなかったことだったりします。1科目でも単位修得できないと進級・卒業できないタイプの高校は今のところ多いですからね。商業科から普通科への転学でも事情を考慮して可能になることもあります。
入試のときには明らかにならなかった弱点が出た例でしょう。
商業科だと商業系の科目が多く高校卒業に必要な必修科目が普通科に比べると履修の時期が遅くなることがあります。
これから書き込むことは私の独り言としてお聞きください。直接の関係がないことや役に立たないことに思われるかもしれませんがなるべく最後までお付き合い願います。この高校への志願を決めた時点でほぼ合格が決まったようなものなので焦ることはないでしょう。
岩槻商業ではないのですが同じく県内の県立の商業高校の教育課程に興味を持ち私なりに調べました。その高校では商業分野の科目で時間を取られるせいでしょう、芸術科目(音楽・美術など)は必履修科目を1年で2単位だけ、体育は高校で必要とされるギリギリの7単位を3年間でやることになっていました。高校卒業に必要な必履修科目はどの高校でもなるべく早い学年に組み込んで終わらせようとする傾向がありますが、ビズネス基礎、簿記、情報処理その他の商業高校らしい科目に圧され、理科は遅くも2年で必履修科目を終える普通科高校も多いところ3年かかって終えていました。家庭科に至ってはやむを得なかったのか必修の家庭総合4単位を1年では履修せず2年と3年で2単位ずつやっていました。
どの高校も3年間で高校卒業に必要な条件を満たすように科目を履修させるので無事3年間を終えた人に支障は出ないのですが、何らかの理由でその高校を中途退学することになった人にはどう影響するか。
商業高校で進級にストップがかかる人は1科目以上の不合格科目が出た人が少なくありません。苦手な慣れない商業科目のこともあります。転学するなら同じ商業高校が教育課程からは無理が少ないのですが商業科目が苦手で結果が否と出たのですからもう商業高校や商業科には行きたくないでしょう。転学先は取れた単位を活かせる単位制の高校のことも多いですが事情を最大限考慮してこの高校のような普通科になることもあります。
誰も中途退学する予定はなく、「いやぁ、やめてく人見てきましたけどまさか自分がやめる側になるとは思いませんでしたね」とあっけらかんと笑いながら言う人とか。多くの人はもっと深刻です。
必修履科目でまだやってない科目が多くあるほど転学が難しくなりがちです。他の普通科以外の学科にも見られる特徴かと思います。人生の岐路は本人が意識する以上に重大な岐路なのかもしれません。
現在中学3年生の人が入学する令和4年度から高校は新しい指導要領になりますが、商業科を選ぶときの注意点には共通するものがあるかと思います。