マジレスしますと、県教委の発表した県立高校改革実施計画(2期)によると、県教委の定めた県内5地域のうち、中・県西地域を除いた横浜北東・川崎(横浜翠嵐高)、横浜南西(柏陽高)、横須賀三浦・湘南(湘南高)、県央・相模原(厚木高)の4地域にはすでにバランスよく進学重点校が配置済みです。残る中・県西地域だけは、小田原高と平塚江南高の両エントリー校の指標未達で進学重点校が未配置な状況です。川和高校は昇格最有力なエントリー校ですが、横浜翠嵐と同地域に所在していること、内申重視と特色検査導入が遅れたことが女子比率と私大志向を強めてしまっている点、これが今後の懸念材料でしょうか。他の有力エントリー校の多くが県の理数教育推進校の指定を足掛かりに国のSSH指定校となり、理系志向を強めていることも川和高校の今後に影響を及ぼす可能性があります。県教委は重点校指定指標を緩和するつもりはないそうで、来年度昇格できなかった上位エントリー校を都立と同じ進学指導特別推進校(二番手グループ)に指定するかも知れません(
http://www.pref.kanagawa.jp/documents/8302/leaflet2019.pdf)(
https://offspleiades.net/kenkyoui2020/)。
余計なお世話ですが、湘ゼミが以下のように分析しています(
https://www.shozemi.com/jyukenjoho/column/2018/post_17.html)。川和高校3年生の皆さんは、来年も積極的に国公立大受験に挑んでください。