これは鵠沼のある先生から伺った話ですが、
英語コースの生徒約30人と理数コースの生徒約30人と文理コース上位30人の生徒が大体同じぐらいだと仰っていたので、進学実績もそのぐらいじゃいないですかね?文理で上位30位ぐらいに入ってれば
英語コースや理数コースと同じぐらいのレベルの大学に進学できるかと。あくまで参考までですが。
一概には言えませんが、国立大学の理系を希望するなら確実に理数コースの方が良いと思います。
まず、カリキュラムについてですが、例年理数コースでは
数学と理科(化学必修で物理・生物選択の計2科目)の全単元を高3の1学期までに終わるように組まれています。文理コースは2学期までに終わります(たぶん)。
細かい時期については自信がありませんが、他の公立高校では一次試験ギリギリに
授業が終わるなんてこともあるので、それに比べたら理数も文理の理系も親切なカリキュラムなのではないかと思います。
その上で、理数を勧める理由ですが、確実に理数の方が
授業数が多く、ペースが早いので受験を考えたときに理数の方が有利だと思います。(早いといってもある程度予習復習に時間を割けば全然ついていけます。
数学は予習しとく必要がありますが理科はあんましいらないです。)
また、国内研修や長期休みの実験会などのサイエンスプログラムを通して理科への興味や受験へのモチベーションを高められたり、何より理系受験を考えている子がクラスにいるので話も合いますし勉強への意欲も比較的高いので良い刺激を受けられたりと、
授業カリキュラム以外の面でもお勧めできます。
最後に、文理コースの良さについても触れたいと思います。
まず、1番に挙げたいのは、文理選択の猶予が2年次まであるということです。
いくら理系に行きたいと考えていても、中学3年生時点での考えなんかすぐに変わってしまうものです。正直、私は小6から理系に進むと決めていたので偉そうに言える立場ではないのですが、私のクラスにも理数に来たは良いけどやっぱり文系受験したい、という子は一定数いますので今の段階でなんとなく理系が良いかな、という軽い気持ちで選ぶのなら理数コースは危険だと思います。
また、理数コースや
英語コースと違い文理コースはクラス替えがあるので友達が出来やすかったりといったメリットがあります。
やはりクラス替えがないと(自分から積極的に動かなければ)その範囲内でしか交流できないので必然的に同級生との交流が図れるのは文理コースですね。
他にも、部活動強制なのはデメリットに思われがちですがメリットでもあります。
理数コースの良さとして部活が強制でない、というのがありますがやはり部活動というのは一種の青春で(こう言うと一定数の否定派に責められそうですが笑)、最初は仕方なく入った部活でも引退する頃にはかけがえのない存在になっていたり、意図してなかったけど友達が沢山できた、などといった良さが部活にはあります。
長々と語ってきましたが、質問者様が仰るとおりカリキュラムはそれぞれで、それぞれの良さがあります。
こと国立大学の理系受験においては理数コースの方が有利ですが、文理コースに進学したからといって志望大学に合格出来ないわけではありません。
逆に、理数コースに進学したところで、勉強を疎かにしてしまえば国立大学に合格するどころかmarchや日東駒専でさえ落ちることだって全然ありえます。
極端な話ですが、文理は部活強制でもその分、理数や
英語は7時間
授業があるのでその数時間を自習時間に当てたいと思うのであればそれもまた一つの戦略ですし、考え方次第で、努力次第で文理コースにいても理数コースの人より上の大学に行くことは可能です。
授業カリキュラムや受験を優先するのか、あるいは行事や部活動、クラスを優先するのかは自分次第ですし、自分で選んだ進路なら、後悔があってもどれも正解で間違いなんてないと思います。
長文失礼しました。