何も対策しないと理科が間に合わない。今からやるべき。物理はイメージしにくい電磁気でまず挫折する。数3の微積をやっておくと理解の助けになる。化学も無機有機の暗記量が多く、その知識を演習で総動員させる訓練が必要。
数学と
英語は必須です。単語や文法を抜かりなくして、
数学の基本事項と操作はある程度できるようにしとくのがベストです。東大京大を目指すなら、古文単語もお忘れなく。
3年生になったら理科と社会に追われるので、既習範囲はもう入試に太刀打ちできるくらいにまで仕上げるといいと思います。3年の予習もいいですけど、まずは既習範囲や苦手の穴埋めが最優先です。
日比谷高校でも、旭丘高校と同じように高2までは物理、化学、生物、地学を文理関係なく幅広く学び、大学進学後も役立つ真の教養を身に着けようというスタイルです。文理分けも高3からです。
しかし、これでは難関国公立理系の受験には間に合いわないので、このギャップを埋めるのは「先取り」です。英数を押さえるのは当然のこととして、今のところ全員が「理科は先取りしとけ」との結論になっています。高1春の段階で受験に使う理科2科目を決め、高2までに終える計画を立てる。これが徹底されています。「英数はいけたけど、理科が間に合いませんでした・・・」という東大理系組の報告が多く聞かれるためです。
カリキュラムは同じでも、東京都による進学指導重点校の指定により、入試問題の自校作成ができたり、優秀な教員の採用や引き留めができたり、現役での難関国公立大学の合格者数15人以上のノルマがあったりする日比谷高校と比べてもあまり意味がないですね。