前期は内申点と試験点の合計点(
面接点は省く)で決めますが、中期は単純に合計点では決めません。盲点として、内申点と試験点の合計点の低い人が合格し、高い人が不合格になるケースが稀に起こります。(知る限りでは、昨年、紫野で起こったみたいです)。毎年のことですが、中期の選抜方式を知らない人が多いです。(中学校の先生も意外と知らなく、教えてもらえていない?)府教委の要項に記されてはいますが、見落とし気味のようです。要は、内申点と試験点を順位に換算する方式が取られます。具体的には、まず第一段階として、志願者の内申点で順位を決め、試験点でも順位を決めます。そして、定員の90%(鴨沂の場合151位)以内の両方に入った者が第一段階で合格になります。残った枠は第2段階として、内申点と試験点の合計点の高い者から合格となります。極端な例では、内申点順位が1位でも試験点順位が152位以下(その逆もしかり)なら第一段階で合格にならず、両方ギリギリ151位の者は合格となります。さらに残り10%枠(鴨沂なら17名)を他校の第二順位者を含めて合計点で決めます。(この枠は実質、他校の第二順位者でほぼ埋まります)したがって、単純に合計点でボーダーは引けないということです。
ぶっちゃけな話になりますが、中期出願するにあたり、内申点はすでに決まっており、事前の希望調査から集約すれば第一段階で合格になるかが分かるということです。(内申点順位に限って、ボーダーは引けるということです。)あくまで私の推測ですが、
進路主任や担任は分かっていると思われます。出願校の変更を迫られる場合は、内申点順位がヤバイか、前述の盲点にはまる可能性アリということかも知れないです。何も言われなければ、本番試験勝負ということかな。もちろん、弱気にならず、本番の試験で高得点を取ればいいので頑張りましょう。