他の人の内申点があなたより高く、かつ、
小論文もあなたと同等か、それ以上、よく書けていた場合、は、難しいでしょう。
選抜1は倍率も高く、内申点も満点近い人たちがほとんどです。
また、どう書けば、もっとも高得点がもらえるのかは、結局、採点する先生方にしか分かりませんから、「自分的にはよく書けた」と思っていても、残念な結果、というのもよくある話です。
「基町の選抜1合格はくじに当たるようなもの」とも言われますから、良い経験をしに行く、くらいの気構えだと楽だと思います。
ちなみに、「例は社会問題でないと厳しい」とか、「素直な生徒が欲しいから、肯定的な論旨で書いたほうがいい」とか、いろいろな噂が流れますが、本当のところは、分かりません。
課題の内容は、だいたい毎年、中学生には難しい文章でした。学校のテストや
模試だと楽勝の人が多いのですが、結構、面食らうようです。
「くじに当たるようなもの」と言われていますが、決してそんなことはありません。基町高校に限らず、
小論文の採点基準というのは必ず存在します。そしてそれは、多くの参考書等にあるような、至ってシンプルなものです。特に公立高校の入試ですから、基本的な
小論文の力を見るものです。
最も大事なのは、「問いの条件を満たして書いているか」ということです。
「社会問題>体験」は、「限定された個人の体験だけではテーマを語るには不十分」という意味だと思いますが、「体験から社会問題を考える」という姿勢は間違っていません。個人の体験を具体例として出す場合も、「その体験をした人が多い(とマスコミで取り上げられている等)」つまり社会一般の問題であることを書けば、具体例としてふさわしいものになります。
「肯定的内容…」は、反社会的な内容を書かない限り、肯定否定で合否は決まりません。ただ、基町高校の
小論文は課題文型なので、理路整然と書かれた主張を否定して書くのは困難、肯定的に書く方が書きやすいという意味でしょう。
*「関係者」としたのは、基町高校関係者という意味ではなく、
小論文の書き方・採点の方法についていくらかの知識を持っていると言う意味です。
大丈夫さんの適格なアドバイスを基に頑張って下さい。
選抜基準はきちんとあるのだ、ということには同意です。
ただ・・・・
大人でも、日頃、文章に親しんでいない人だと理解しがたいようなレベルでした。
中学校の
模試なんかで書くのは、基町選抜1受験者なら、みんな結構、いい線書けるんです。
でも、選抜1の会場で、実際にあの難解な例題を読んで、各設問を解き、時間内に求められる
小論文を書くのは、なかなか厳しいですよ。
内容が自分が書きやすいモノかどうか(芸術について、とか、人間の内面について、とか、国際問題について、とかね)などを含めて、「くじに当たるようなもの」というのも個人的にはそうかなと思います。
だって、皆さん、本当にしっかりした真面目な最高の中学生さんたちばかりなんですから。
誰が受かっても良いような、闘いです。
上記「内緒さん」のおっしゃる通り、基町高校の課題文は大学入試か!?というレベルです。
でも、たとえ難解な文章であっても、
小論文を書く際に読み取ることはシンプル、「何について書いてあって(テーマ)、筆者がどのような意見・主張をしているか」です。そして、その主張に対して肯定か否定かの立場で書くのです。大まかな読みでも大丈夫、あまり心配しない方がよいと思います。そして、一般的な
小論文の型通りに書く方が得点しやすい(採点基準に合いやすい)でしょう。
日頃から、文章を読むときには上記の「何について…どのような主張…」を考えて読む習慣をつけてください。一文で言えるようにするといいですよ。
選一で受かった者ですー。少しでも参考になれば…と体験談を。
私は
過去問やりまくって、元新聞記者である担任の先生に書き方を教えていただき、短期間でそれを叩き込みました。
本番は時間制限もあるし、周りの雰囲気や周りの人のカキカキする音であせって何を書いてるか自分でもわからなくなりました。文字数は詰め込んでギリギリだし、見直す時間なんてないし、これはアウトだなーって思ったら受かってました。
ちなみに私は出されたテーマを否定する形で書きましたよ!だから肯定したほうが受かるとかそういうのはないと思います。
試験まであと少し、最後まで頑張って足掻いてください