まあ難化易化といってもパターンによってどの学力層で差がつくか変わります。ちょっとシミュレーションしてみますね。平均点は県全体のデータとし、各校の採点基準に違いはないと仮定します。
問題のレベルを
A 全員解ける
B
偏差値60以上なら解ける
C
偏差値70以上なら解ける
D 全員解けない
と設定します。
ある年の問題のレベルが1~6問目で
AAABBC
だったとして翌年難化したとします。
難化パターン1
AAABCC
平均点ほぼ変化なし、
偏差値60前後の学校のボーダー下がる、それ以外の層のボーダーほぼ変化なし。
(B→Cになっても結局中下位層は解けないことに変わりないし、上位層は解けることに変わりない)
難化パターン2
ABBBBC
平均点大幅に下がる、中堅未満の各校ボーダー大幅に下がる、中堅以上はボーダーほぼ変化なし
難化パターン3
BBBCCD
平均点・全ての学校のボーダーが大幅に下がる
難化パターン4
AAABBD
平均点・上位未満の各校のボーダーほぼ変化なし、上位校ボーダー下がる
思い付いたハナからあげてみましたが、イメージ出来たでしょうか。どう難化したのかが重要なのではと思います。