拓一のみ説明会に参加したことがあります。
クラス数が大きく、施設も比較的新しくて立派な造りに見えました。
ちょっと可笑しかったのが、コースの説明で特進の次に進学の説明をしているはずが、いつの間にか特進の説明になっていたことです。
学校側の意識が表れているなーと、子どもも苦笑していました。
説明やちょっとした表現、口調といったささいなことを裏読みしたりして、拓一は、こんな学校かな?とその時思いました。
・特進コースにはできるだけ優秀な人が来てほしいし、来た人には課題や小テストで常に緊張感を持って勉強させ、難関国公立や難関私立に合格して学校の進学実績を上げて(新入生獲得のための広告塔になって)ほしい(ので、私大は複数
受験を多数してもらう)。
・特進コースは勉強が忙しいので、運動系の部活動はほぼ参加できない。
・進学コースは経営が安定するだけの人数が集まって、どこかへ現役合格してくれればそれでいいのだが、中途退学は困るので進学希望で高校生活を楽しみたい人に来てもらいたい。
・(コロナ禍以前だったので、現在は当てはまらないと思いますが)一番の目玉商品は「選べる海外修学旅行」(でも、お金を出すのは親)。
ある意味、正直な説明会でした…。
うちの子は第一志望の都立校の合格が見えてきたので、結局私立併願は、万一入学した時には家庭や塾で志望大学を目指すレベルの勉強を補うことにして、家から近くて和気あいあいとした雰囲気のある2ランクダウンぐらいの共学校にしました。
チャレンジ校も受けて落ちましたが、チャレンジ校向けの勉強を1か月ぐらい続けていたらものすごく力がつきました。
都立入試はほぼ1回しか受けられないので、体調不良などのアクシデントで万が一不合格になって合格していた私立校に通うことになっても子どもが納得するか、高校生活を楽しめるか、ということも親子で話し合うことが大切だと思います。
偏差値以外にも着目して、もう少し範囲を広げて検討されてはいかがでしょうか。
ちょっと、と思ったら長文になってしまいました。
失礼いたしました。