自分は相当前の早大政経学部卒の厚高OBです。早稲田大学と言っても学部により難易度に相当な差があるので、あなたのご質問に的確に回答するのは困難なのですが、参考までに回答します。
まず、政経学部については進学者は同期で2、3人といったところ。これは慶応経済学部進学者も同様でしたが、私の記憶の限り全員が国立大学文科系クラス(私の在学当時2クラス約90人)の上位真ん中位の成績でした。ご想像のとおり、このレベルの生徒は私も含めて第一志望の国立大学(ぶっちゃけて言えば東大か一橋)残念組で早慶進学というパターンでした。
私大専願で早慶商学部や文学部に進学された方は、人数的には十人以上はいらっしゃったと思われますが、その方々の成績などはクラスが違ったので不明です。
なお、現在は厚木高校でもさらに国立大学志向が強まっているため、私の在学時とは事情が異なっていると思います。理系進学者の実態は皆目見当がつきません。恐らく、そうした方々の多くは国立理系クラス在籍、東大か東工大残念で早慶理工学部進学といったところでしょう。
なお、念のために述べると、あなたが大学を受験される時は、高大接続改革の結果早大も含め入試制度が根本的に変わります。私大志望であったとしても、
英語外部検定と
数学IおよびAは必修化される方向性が強まっています。その意味で、国立大学と似た受験準備が必須となる可能性が強いことを一応頭に置いておいてください。端境期は大変ですが、中学の勉強頑張ってください。
近年の厚木高校早慶合格者の人数は
指定校推薦合格者がそれぞれ文理あわせて8〜15人ほど含まれており、その人数を除くと頭の良い一人が3つか4つの複
数学部を合格したりしているため、ガチ入試の合格者は実際ほとんど少ないです。文系は4分の3は私文、国公立志望が若干1クラス分、国公立大学はAOや公募推薦で、「既に内定を得て、後はセンター試験を受けるだけ(点数に規定がないとこもあるのでゆるく受ける)」というような生徒もかなり多いです。しかし圧倒的に私文が多いにもかかわらず三年後半になると授業内での私文の対策が手薄になってくる傾向があります。
定員厳格化による影響、センター試験が変わる影響、様々なことを考慮すると結局大学入学は三年間全教科頑張り続けた成果である
指定校推薦、成績不問の公募推薦、AOなどを利用した方が全然良いです、てかもうほぼそんな人たちで合格者の人数は掲げられてます。
受験に勝つための勉強は予備校へ、今の厚高はそんな感じです。
ちなみに、自己PR推薦入学や公募推薦、AOなどでは「厚木高校生」の名前がかなり生かされます、肩書きを持つことは就職試験同様かなり自分のアドバンテージになります。