上の方がおっしゃっているように、文理コースと進学コースはコンセプトが大きく違います。進学コースの延長ではありませんよ。専願なんですから、慎重に選んでみましょう。
進学コースは近畿大学へのエスカレータ進学が特徴です。余裕のある時間で自分のしたいことができます。探究活動やプレゼンテーションなど、大学での研究活動の基礎となるようなことをたくさんします。7割が文系に進みます(理系は男子のみのクラスもあります)。ただ、自分の将来のビジョンがないと、時間を持て余してしまうかもしれませんね。
進学は、近大に魅力を感じるならいい選択です。文系は最近
偏差値が上がっていますし、理系はマグロを筆頭に有名ですよね。ただ、私は文理の生徒なので、参考程度にしてください。
文理コースI、2は、国公立大学進学を目指すコースです。ただ、文理2からは0~4人、文理1からは5~10人しか国公立に進学できません。高校受験と比べて、難易度はその程度だと考えておいてください。進学先は下関公立や徳島などの地方国公立、和歌山や大阪府立大、大阪市立大などの中堅です。行事への活気はあまりなく、部活もする時間はあまりないです。運動部とかだと、クラブ顧問とクラス担任と3人で勉強との折り合いをどうつけていくかという話し合いをしないといけません。ただし勉強への活気もあまりなく、3年間だらだらと勉強する形になります。
正直文理1、2は将来性があまりなく、私立大学への進学もカリキュラムの関係上目指しにくい環境です。国公立は5教科9科目勉強しないといけませんし、私立大と近畿大は併願できないので附属生のメリットもないのです。本格的に国公立を目指す場合はSuper文理からと考えておいてください。
総括すると、文理コース1、2は国公立大学を目指すコースで、3年間文理12だと将来性はあまりないということです。ただ、最終的にSuper文理を目指すのなら、文理で入学するのも十分ありです。Super文理は京阪神などの難関大、市大府大にも多数合格者を出していますからね。
最後に
英語特化ですが、これは海外に留学しながら高校卒業、そして近畿大学へ進学できるということが大きなポイントです。語学留学を考えている場合だけ選択肢に入れてください。ほとんどの人が留学するようですからね。
長文になりましたが、以上です。不明点があれば、文理コースのことなら補足できます。