※附属高校は、校舎・敷地以外は附農とはまったく違う、新しい学校です。
愛媛大学には、現在の1期生では110人が進学を希望していますが、愛媛大学側からも「全員、愛大に進学してほしい」という要求も受けているそうです。センターで狙っている人もちらほら。
附属高は総合学科といえどカリキュラムはほぼ普通科進学校に近く、それに独自の愛大との連携授業を科目としてプラスしていますので、普通科の北や東よりも授業数は多いです(7時間が週4日)。
また、学校の授業の進度は非常に早いこともないですが、遅くはなく着実に進んでいるようです。
「農学部の体験の一環」として、農業が入ってくる授業もありますが、それは稲刈りとか、みかん狩りとか、農学部のほんの一部を(他学部の授業と同等に)「感動体験授業」というような形で体験しているだけですから、「農業」の授業は2・3年次で自分から選択しない限り一切ありません。
農学部でなく、工学部の体験授業の方が多いですし、愛大全体の体験授業もあります。
しかし各学部の実験授業などに必要ですので、作業服は全員購入します。(これが結構…制服もかなり良いものだし、高い)
目標を見つけるのが附属高校の役目ですが、やはり早期に目標を見つけなければ「附農」に流されていってしまいます。自分は附属高の生徒であって、附農ではない。という意識を持って毎日勉学に励んでいれば、目指さなくとも自ずと愛媛大学への切符はつかめます。「愛媛大学を目指す」学校ではなくて「愛媛大学に入学できる」学校なので。
そのために、合格したなら提出物などをしっかり提出して平常点もテストの素点も完璧にさせなければいけませんね。附農とは比べ物になりません(まずカリキュラムが違う。附農は地理A、附属は最初から地理Bなど教科自体違う上、テストのレベルも変えてあるそうです)
附属高の生徒は県の
英語スピーチコンテストで優勝した子もいるらしいですし、1期生はまず優秀なのではないでしょうか?
高校生活を楽しみたいなら附属。
高校生活を通過点としてとらえ、大学進学をまず第一の目標とするなら東・南・北でしょう。
愛媛大学を目標とするならその3校よりは附属のほうが非常においしい手段だと思います。
しかし、おっしゃるような「愛大より上の」大学を目指して(塾で)勉強している子は何人もいます。愛大医学部志望の子も20人くらいいます。
1期生が卒業してないので合格実績がありませんから、あまり根拠のあるお勧めはできません。
でも、私は娘が南高でついていけなくなるより、遅くまで化学のわからないところを教えてくれたりしたと聞きますし、冬休み中の教室に、娘とその友達数人が先生を呼び出しても、きちんと来てくれてわかるまで英文法の課外授業をしてくれたりと、とても生徒の面倒をみてくれる学校だったので、とても良かったと思っていますよ。