〉開成高校入試の
数学は、基礎が完璧だったら解けますか?
『基礎が完璧』の意味が、『簡単な問題なら全部解ける』という意味なら、開成
数学は解けない。そもそも『基礎が完璧』と豪語できる人間はこの世にいないとさえ言える。難題に取り組む過程で、基礎とは何か、を突き付けられることがしばしばある。スポーツの世界のトッププロだって、毎日基礎基本に戻って鍛え直しているらしいから、きっとそれと同じ。
たぶん別トピで、『基礎を完璧にしないと、開成
数学は解けない』って言われてこんな質問したんだろうけど、『基礎を完璧にする』は『開成
数学が解ける』ための必要条件、という構造が分かっている人は、もうちょっとちゃんとした質問ができるはず。
〉そもそも、基礎は暗記で身につきますか?
暗記というのは、写真や動画だけでものを知った気になるようなもの。写真等で見たものは物事の一面に過ぎず、奥行きや肌触り、温度などは感じられない。暗記で誤魔化すことは出来るかもしれないが、それを『身に付いた』とは言えないと私は思う。そういうメッキを剥がそうとする問題を難関校は出題してくる。
まとめ
なんだか『これをやっとけばOK』といった安心材料を求めてるのを強く感じる。効率は大事だけど、自分の頭でしっかり考えられないと、騙されたり踊らされたりして終わるので気を付けて。
普通の中学生が言う「基礎」の定義なら100%無理です。
数学に関して、高校受験をする全国の中学生上位1%の中に入っていないと合格はできないと思います。
頑張ってください。
追記:気おつけて→気をつけてです。
開成に行くなら
国語もがんばりましょう。