数学の最初の数と式と、確率がものすごく難しいんだ。かといって、これが高校
数学の基礎だから4月から6月にかけて徹底的にやっておかないといけないの。
ところが、体育会の人は、中学までは基礎体力で、走れればOKだったけど、高校から、筋トレがはじまるの。4月から6月は筋トレで疲れ果てて寝てるだけになる。夏になって筋トレなれたころにはもう二次関数や整数問題が始まっていて、数と式、確率で寝ていたやつは再起不能。親が心配して塾に入れても、中学の塾は学校中心だったけど、高校の塾は入試問題の分析が中心だから授業が何も役にたたないの。
留年があれば、もう一回一年生やって復活できるけど、湘南は留年がないから、高校二年生の
数学と物理化学は全部睡眠タイム。多くの体育会の湘南生がたどる道。
そういう人でも成城大学とか成蹊大学とか一応いけるけどね。
成城大学文系も成蹊大学文系も一応総理大臣を輩出しているし、変な大学じゃないけど、物理の面白さを知らずに卒業していく人はやっぱりかわいそうだと思う。湘南高校入ったときは、やっぱり東大工学部入って飛行機の設計とか、医学部とかみんな意識してると思うんですよ。
今は知らないけど私のときは、文系なのに生物化ぜんぶ必修で数3までちょっとやらされたり、理系なのに日本史と世界史が必修だったり、進路選択が3年からなせいで2年生まで入試にいらない勉強もさせられてたから入試に使う科目の勉強を始められるのが遅かった。
よく聞くと思うけど行事や部活に熱中してて家庭学習が体力的にきついから、3年になってから予備校で猛勉強ってパターンも多い。
でも、予備校なしで現役で東大文1行った先輩もいた。この人は部活もしてたし行事にも積極的に参加してた。
だから体力と気力がよほどあれば不可能ではない。