静高の下位にいる生徒は、やはり1ランクを落とした高校へ行っても下位ですよ。静高が他の高校と違うのはトップ層の厚さです。入学後のモチベーションの面でも、やはり自分が行きたい高校に行くべきです。他人がとやかく言う問題ではありません。
数学に関しては、高校から伸びる人より高校から伸び悩む人の方が圧倒的に多いです。
数学の基礎である中学
数学でつまづいてしまった人は高校
数学になっても苦手なままです。
他教科特に生物や歴史などの教科はどんなに地頭が良くても用語を知らないとどうにもならないので、トップは努力型の人がほとんどです。
例えば、自分は普段あまり勉強せず、テスト前には勉強しているのですが、元から物理と
数学が得意なので、
数学はクラス1位を1回と
学年最高6位、物理はクラス1位を2回とった事があります。
数学は中学の間に高校範囲全部をやってあったので、先取りしてるなら順位が上で当然です。物理は先取りは全くしていませんが、分からない所はわかるまで突き詰める性格なので、根本から理解していく事で得意になったんだと思います。
逆に地理や
英語が苦手でクラス最下位近くの順位ばかりとっています。普段勉強しないうえに、暗記が苦手なので、テスト直前の数日だけでは完璧に覚えきる事ができません。
結局は取り組み方の問題です。習った事を家で時間をかけて全て定着させれば、地頭関係なく良い成績を取れますが、そのためには努力が不可欠です。(但し、間違った勉強法であれば、何時間勉強してもほとんど学力は伸びません。)
授業のスピードは確かに早い方ではありますが気にしなくていいと思います。実際に静高生になれば、みんな何とかついていきます。
地頭に自信がなくても、入学後も努力し続けられる自信があるなら、ぜひ静高を受けてください。
長文失礼しました。
受験生の方は、時間がある時に静高の大学進学実績を見ることをお勧めします。東大や京大、医学部などに行ける人数は、全国の進学校と比べてもすごく少ないです。全国には半分以上が東大や京大へ行く超進学校もあるくらいですから。静高生皆、努力を重ねて、自分の希望大学に行けたり、行けなかったり、浪人することもあります。何が言いたいかと言うと、皆、天才ではないけど、頑張っているということ。
在校生卒業生入り乱れてのレスバ、大変興味深い書き込みを有難うございます。知り合いに数多くの静高生がいる自分としてはどれも一理あるように思います。私なりの見解ですが、疲弊する原因は静高生の皆さんの地頭ではなく、静高が公立である故の宿命的なカリキュラムの欠陥にあります。例えば進度。
数学は特に爆速ですが、月一の小テストで平均30/100点でもお構いなしに次の単元に進むやり方の繰り返しで、1年生の早い段階でかなりの生徒が消化不良のまま沈む。ごく一部の生徒が地頭と必死の自学自習でついていくのみです。これが浪人率の高さに直結します。東京・大阪、名古屋の超進学校はそもそも6年一貫で時間的無理が無く、生徒間の相互フォローも素晴らしいと聞きます(特に灘高)。質問者さんに贈る言葉としては、入ってからが大変なので、あらかじめ覚悟の上で塾なりネットなりで自分の力を育てることを強くおすすめします。まあ、現役で医学部や東大を狙わなければそこまで必死を迫られることもないのですけど。