地元に就職するならではの話ですが、知名度による肩書きが大きく違ってきます。
韮山高校出身となれば、「おぉ、君頭いいんだね!」
沼津東高校出身では、「へぇ、あっそう」
が現実です。
細かな
偏差値だけでは語れない、その地元ならではの常識があります。
地元に就職するのであれば、より有効に使える肩書きの方がメリット大ですね。
静岡県の高校受験に於ける、普通科の学区制がなくなってから、トップ校の
偏差値も格差が出来つつあります。静岡県・東部の進学・拠点校は、韮山、沼津東、富士です。
前述した学区制がまだ存在していた時点では、越境入学するしかなかった学区外への進学が今は可能となり、韮山学区だった(三島市、清水町、長泉町、熱海市、函南町、伊東市)の優秀な生徒。
あるいは富士学区だった(沼津市寄りの富士市)の優秀な生徒が、沼津東を受験し、通学しています。2017年の在校生の進研
模試の平均点をみても、沼津東と韮山では相当数の差が開いており、沼津東は浜松北と首位を争っています。この傾向は今後も続くと思われます。
これら客観的事実を考慮すれば、今の静岡県東部では、沼津東>>富士≧韮山 が現状です。
実際、中学の進路指導でも沼津東はking of kingsの立ち位置として扱われているはずです。これは、かつての神奈川県における湘南高校のそれと似ていると思われます。