娘は、ここの
国語科に3年間通いました。オタクと呼ばれる人種が多かったり、
国語科と
英語科の学生に部活以外の交流が無かったりと、少し変わった校風ではありました。
入学前後の説明では、進学校でもあり、補講や推薦入試の制度も充実しているとのことでしたが、良くも悪くも通っている生徒のレベルに見合った内容です。しかし、
国語科は
国語に特化する授業は充実していて、中学ではさほどでは無かった文章の読解力や、古典の知識や古典の文法などは、後の大学受験では満点を取れるくらいになりました。小規模な短期大学の授業内容に匹敵するくらいのプログラムは組まれていました。
英語科の授業も、ELTと呼ばれるnativeの
英語だけを話される先生が何人も在籍し、他の公立高校よりもずっと多かったようです。数人の生徒を除けば、殆どの
英語科の生徒は
英語を話せるようになります。本人の努力はもちろん大切ですが、環境は大きいと思います。どこの学校でも、残念ながら合う合わないはあると思いますが、
国語や
英語に特化していることや、少人数の学校などで生徒に目が届き易いなど、プラス面の方が多いと思います。加えて、女子の人数が多いので、男子が乱暴でないこともプラスでは無いでしょうか。女子化するわけではないのですが、乱暴で無骨過ぎる男子は、女子の中では生活しにくいので淘汰されていくようです。後に大学に進学した娘は、一般男子のやんちゃぶりに驚いていました。在校生は、どうか南高校の特徴を長所と考えて、学生生活を過ごして下さい。これから受験される方は、以上を踏まえて受験して下さい。元保護者からはオススメです。