ふらっと立ち寄ってみたら、結構白熱した議論をしていたので、ちょっと回答してみたいと思います。
ここまでの話題をちょこちょこ拾って回答します。
>噂では今回の愛附の愛媛大学の進学率が過去最低だとききました。
>これからの愛附は一体どのように進んでいくのでしょうか。
噂に関しては事実を全く知らないので答えられません。
今後も愛媛大学全学部への進学を目指すスタンスは変えないものと思われます。
>せっかく愛媛大学への進学を目標とした進学校だというのにあまりに悪い結果が出ているように思えます。推薦、AO入試での合格者の減少は愛附としての最大の魅力であるところの大きな失敗に思えます。
>今回も推薦AOも定員分とっているにも関わらず、合格者が昨年度よりも減少しているという事実はやはり愛附の生徒の学力の低下または愛媛大学が愛附生を毛嫌うようになってしまったというように考えます。
質問者様の一番聞きたいところだと思います。
1,2期生と学年の約半分が愛媛大学へ進学していますが悪い結果でしょうか?確かに設立当初の校長が「学年の6分の5である100人を愛媛大学に進学をさせる」とは言いましたが、無試験入学枠もないのに、この数字は不可能だと思っていましたし、個人的には十分だと思うのですが。
また、どの学校でも年によって学力が高いとされる大学への進学者が多い年もあれば、少ない年もあると思います。毎年進学率が増加することも基本的にないと思います。卒業生もまだ2期生までしか出ていません。学校全体として低下していると結論付けるにはデータが少なすぎると思います。あと、私の憶えが正しければ、1期生と2期生では2期生の方が愛媛大学への進学率は高かったはずです。
仮に進学率低下しているとして、その要因はいろいろあると思います。先ほどの県外進学の増加もあれば、単純に学力が低下している年もある、さらには他校の生徒の学力が高かったのかもしれません。要するに、「これが原因です」とははっきり言うことは自分にはできません。
>中学生の時点で行きたい大学を決めておかなければ愛附でやっていくのは難しいということですね。
これに関しては全力で同意いたします。
>しかし、それでは農学部へ行きたい人だけというとても限られた生徒に対してだけに特化しているわけですね。
結果としてそうなっている印象はうけられるかもしれませんが、先ほど述べたとおり、学校のスタイルは「愛媛大学全学部への進学を目指す」です。私が在籍していた時も農学部進学者のみを全力で後押し、といったことはありませんでした。
>これでは、推薦AOの勉強(高大連携)がまるで意味がないように思えます。
>やはり、愛附はセンター向けの勉強に重きをおいた方が良いですよ。
年々センター向けにはなっていると思います。昨年ちょくちょく高校のサイトを見に行きましたが、私の時より明らかに
模試・補習の量が増加していました。
…一応公平に書きたかったのですが、全体として擁護してるような文章になっていまいました(汗
あと長文になってしまいました、すいません(汗
私の回答は以上です。
返信ありがとうございます。
こんなに長きにわたってたくさんの返信がありまたたくさんのことが知ることができうれしい限りです。
きよみさんは卒業生ということで多くの愛附に関する知識をお持ちのようですね。
しかし、最近の愛附の愛媛大学受験の合格状況についてはあまりお知りになっていないようなので一応ですが載せておきます。
今回の推薦AO受験では、推薦1AO1での不合格者(愛附になって初めての学部有り)がでているそうです。
毎年毎年、学力や合格者にはばらつきがあると思いますが、今回のことに教職員の方々は非常に驚いたのと同時に焦りを覚えたそうです。
まぁ、私の情報というのは聞いた話なのでこの情報からの説得力なんてものは全くありません。
しかし、そのエピソードというのが存在してしまうほどの出来事が愛附で起きていることは間違いないと思います。
このことについては今年度の3年生にしかわかりません。出過ぎたことを言いました、すいません。
模試の回数の増加などでセンター向けの学校になりつつある?ようですね。私、個人的にはもっと補習なり授業数なり増やしたらいいのに!!と思います。
卒業生の方なので愛附を擁護してしまうのはわかります。
しかし此処は匿名掲示板なのでもっと愛附を客観的に見て思ったことを書き込めばいいと思いますよ。いや、また勝手なことを…すいません。
私は3期生、つまり今年度の3年生です。
卒業はしましたが、私の学年についてお話をされていたようなので自分の意見を言わせていただきます。
まず愛媛大学進学率の低下についてですが、3期生の希望大学が前年度などの先輩と比べて県外を希望している生徒や実際の進学者が多かったように思えます。例えば、関西大学や横浜国立大学、広島大学や岡山大学などが第一希望の大学の生徒がいました。なので愛媛大学進学率が低下しているという話は、愛媛大学を希望している率が低下したということなのではないでしょうか。しかしこれは今年度の結果であり、この結果が次の3年生の愛大進学率に関わるということは恐らくないと思います。
ではなぜ愛媛大学附属高校に通っているのに愛媛大学を希望しないのかといいますと、それは高大連携の授業で大学の授業や内容に触れる機会が増え、それが大学選びに反映したからではないかと考えます。他の高校生とは違い、大学の教授とも関わりが増え、研究なども携わることでもっと自分の知りたい学問を研究している大学に行きたいと、大学進学について前向きに考えている生徒が増えたと思います。
そういった点では高大連携授業は愛大進学へ強い志を持った生徒が増え、高校の教育として良い結果が生まれたと思います。
ちなみにセンター向けの勉強についてですが、愛大附属では年々改善がされています。3期生は、前年度の先輩と比べセミナー(補習)も増え、3年の冬は週2や月1ペースで
模試が組まれていました。厳しいスケジュールの中体調管理を気をつけつつ行った日々はセンター試験、2次試験でもしっかり役立ったと思います。
他にも色々書きたいことはあるのですが、長文になってしまったのでここまでとさせていただきます。愛大附属高校はこれからもっと改善されて良い国立高校になると思います。まだ3期生しか卒業していないですが、様々な意見と考えを取り入れて変わっていくと思います。
今回は3期生の一人の意見として主観的に書かせていただきました。長文失礼いたしました。