書き手は理系です。
現代文……予習らしいことは何もしなかった。ただ、文章を読むのは好きだったので、教科書配布されて二週間ぐらいで全部読んでしまった。定期テスト対策は教科書ワーク。復習というか受験対策は、市販の問題集(出口のレベル別の4まで)とセンター
過去問。
現代文読解の基本的姿勢として、自分本位に考えず、文章の論旨や登場人物の心情を論理的に分析することを心がけた。意外とこれがわかってない人が多いので気をつけて。
古文……予習は授業数回分を何日かに一回さらりと一読。理系の自分には優先順位が低かったのであまり時間はかけなかった。品詞や活用、単語、そして主語(省略されていることが多いし、一文で主語変わったりするので混乱する)。このへんの疑問点を明らかにして授業はそのあたりを集中して聞く。
あと昔の祭礼や行事や常識をある程度知っておかないと、文章全体の意味が全くわからないことがよくあるので一年の夏休みにでも
国語便覧かマドンナ古文常識を一読すると良い。あとはテストの見直しとセンター
過去問。
数学……一単元先まで予習しておけ、と
先生から指示されていたので例題を出来るようにしておいた。ただ予習よりも復習がメインで、問題演習を毎日やっていた。基本問題集や数研チャートの基本レベルの例題をとにかく解いた。平日はそれで手一杯だと思う。
高1高2の長期休みは習った分野でチャートの標準レベルぐらいを解いていた。高3の夏休み以降は、大学への
数学1対1対応の演習という例題集と新
数学スタンダード演習、九大などの旧帝や早稲田の
過去問も挑戦してみた。高3の10月ぐらいから少しずつセンター
過去問も。
とにかく有名とか典型とか言われる問題は確実に解けるようにした。一度やったぐらいでは忘れるので、
模試などで間違えた問題は定期的に五回は解き直した。
英語……読む、書く、会話(リスニング含む)は全部訓練の仕方が違うので気を付けよう。予習はリーディングについては単語と文の構造(語ではなく節で捉える、って今はまだわからないだろうけど)、前置詞、和訳を教科書にざっと書き込む。
リーディングの教科書の文章はきれいな表現のオンパレードなので、英作文用に丸暗記してもよい。定期テスト対策にもなるし。ただし、日常会話に使うには固いことが多いので注意。
文法は桐原書店のネクステージが好きだった。単語は市販の適当な単語帳一冊仕上げたら、あとは長文読解やりながら覚えていくのが効率的。
受験対策はとにかく長文に尽きる。どんなに単語や文法を鍛えても、初見の長文は読むのに時間がかかる。日本人とて六法全書を初見で理解できるやつはいない。なので本番ではこんな感じの文章どっかで読んだことあるからなんとなく全部読まなくてもわかる、となるのが望ましい。
要は手当たり次第に英文読んで問題やるということ。市販の問題集とか大学入試
過去問とか。2, 3回読んでわからなければすぐに和訳読んでしまおう。考えればわかるものでもなし。そして和訳と英文を照らし合わせて、こんなものかと学べばよし。経験を積めば自力で出来るようになる。
実は現代文とか倫理とか得意だと長文読解が内容把握の点でやりやすくなることがよくあるので、これらの科目もサボりすぎないように。
理科……平日は
数学英語に時間取られるので、予習は教科書一読。たぶん古典より軽かった。土日に一週間分を復習。基本問題集を演習。
長期休みに標準問題集(数研の重要問題集とか)をコツコツ。
社会系……現代文同様、予習らしいことはしなかったが、趣味で教科書は早い内に通読した。特に倫理は好きだった。授業、テスト前、
模試の見直し、センター演習で仕上げ。
地図帳もよく眺めていた。赤道がどこの国や都市を通るか、東京や沖縄や札幌と同緯度にあるのはどんなところかなど見ると役に立つかもしれない。