熊高に現役合格できないようなレベルが一浪後に熊高に入って、熊高現浪上位100人前後が進学する東大・京大・一橋大・東工大・国公立大医学科・早慶上位学部に、現役で行けると決して思ってはなりません。
上記の大学学部に熊高から現役で合格するような人たちは、熊高入試の合否のことなど全く心配せずに入ってくる俊英がほとんどですから(合計2浪以上したら、流石に超一流大学卒でも就職にかなり影響しますよ)。
因みに熊高合格だけなら、一浪すれば第二高校合格最底辺レベル(≒地方国公立大進学未満)でも、ほとんどの人が受かると思いますね。
もしも熊高に進学できなくても、それは単純に縁がなかったのだと割り切って、同級生の皆と文徳東大医進・学付選抜・真和特進などに進んで捲土重来を期せば良いだけです(個人的な意見ですが、熊高第一志望から安全策で済々黌に進学するより潔いし、寧ろ後悔せずに済むと考えます)。
最近の学付などは、入試成績上位40名の選抜クラスに入れない熊高落ちが、一般クラスに大勢居るくらい相当レベルが高いですから、引け目を感じる心配は全くありませんよ。
熊高に1浪してまで来る価値はない。あっと言う間に3年生になり、受験一色になる。引け目等マイナスな思いは1年生の最初だけ。成績が良いなら奨学生になって、その分、駿台福岡校や熊本の塾に通えば難関大学への合格に近づくだろう。
誤解のないよう言っておくと、熊高でも大学別の対策を全くしていないわけではありません。(少なくとも私がいた頃は)
センター試験が終わってからは志望大学・学部別にいくつかのコースに別れて二次対策の授業がありますし、それ以前にも
数学などではレベル別の授業に分かれます。さらに、希望すれば昼休みを使って難関大学の二次対策として高難易度の問題を解説する研究会もありますし、先生に直接頼んで英文和訳や記述問題などの添削を受けることもできます。要するに、やる気があればどれだけでも伸びることができるというのが熊高です。