入学してみると、塾は必要ないという先生も結構いらっしゃいます。実際、私は三年間塾や予備校の類には一切行かず、熊大よりは下のレベルですが国立大学の医学科に合格しました。成績は中の上といったところでしょうか。
周囲を見ると、あくまで理系に限った話ですが、東大や京大、あるいは高い二次力が要求される東工大などを受ける人たちは塾に行っている人がほとんどでした。しかし、その一方で三年間塾に行き続けたにも関わらず結果を残せなかった人も多くいます。
熊高の授業は本当にレベルが高く、授業に集中できていないとついていけません。国数英に関しては高いレベルでの予習が毎回の授業で求められ、三年生にもなると
数学の予習だけで二時間以上かかるなんてことも普通にあります。正直言って、三年間ずっと真面目に予習を続けた生徒なんて1割もいないと思います。それぐらい予習の負担は大きいものです。
結論を言うと、前述したような高いレベルの二次力が求められる大学を志望するなら
数学だけは塾に行く必要があるかと思います。ただ、例えば東大に行く人たちは塾にも行きながら学校の授業にしっかりと取り組める一握りの人たちで、やはり授業が一番大切だと言えます。
入学して授業を受けてから、余裕があるようなら行ってみればいいのではないかと思います。
問題集や参考書といったものは学校でまとめて購入するものがあり、それをきちんと解けば大丈夫です。平日は予習が非常に多いため宿題は出されず、週末に問題集や学校独自の知識補充プリントなどが課題として出されます。
問題集を全てやりきってしまう心配はほとんどありません。もし何をすればいいか分からなくなったら、先生に相談すれば親身になって答えてくれます。熊高の先生は本当に生徒のことをよく考えてくれており、三年生になって志望校が決まると、400人の生徒それぞれについて担当している全ての先生が集まって話し合う進路検討会といものが開かれるほどです。
とにかく学校を信頼して、言われた通りにすることが最優先だと思います。
中学校レベルの
数学が苦手科目でしたら、理系に限らず難関国立大学合格はかなり厳しいですよ。
今年の入試で35点未満の場合は、覚悟して熊高の
数学授業に臨みましょう。
ご心配ありがとうございます。
熊高の
数学での合格ラインが35点以上と塾では指導されました。
入試では40点はいきましたが……
好きな科目ではありません。なので、どうしても後回しになる傾向にあります。
熊高で
数学のおもしろさを見つけてくれたらと願います。
高校の
数学と中学の
数学は全然違います。
自分は中学のとき
数学30点を切ることもあるくらいでしたが、高校での
数学は3年生になってからは18段階を切ったことがありません。
個人的には、良い先生を見つけて個人添削をお願いするといいと思います。