花巻北高等学校 - 岩手県 公立

4月某日、岩手県立花巻北高校
1年生全員が各教室で学生帽をかぶり静かにその時を待つ

ドスドスドス、バァーーーン！、静寂の中ドアが壊れるほどの勢いでボロボロの学生服を着て竹刀を持った應援團数人登場、と同時にビビる間もなく幹部がバァン、ドガァーーン！と教卓を蹴り飛ばし一発KO、「廊下デロォーーー！！」「ハヤクシロォーーー！！」「ハシレェーーーオラァ！！」
慌てて廊下に飛び出すと「静かにシロォーーー！！」「今から体育館で自己紹介する、男子はオス、女子はハイ、その後出身中学、名前、よろしくお願いします、オス(ハイ)と言え、今から見本を見せる、お前らよく聞いどけぇ」・・・「今みたいにやれ、絶叫シロォ、イイガァ！？」
「ハイ」
「キゴエネェェーーー！！！男子はオスだ、イイガァ！？」
「オスッッッ(ハイッッッ）！！！」

その後体育館前通路に連れて行かれる、
「メェェつぶってろぉー」「ウルセェ静かにシロォ」
体育館の入り口には暗幕が2枚、幹部の命令通り1枚を通るともう1人の幹部が立っていて、
「練習しろ」
「オス」
「キゴエネェェーーー！！！、もう一回やれぇ！！」
「オスッッッ！○×中学校しゅっし・・・」
「全然話になんねぇ！！！、もう一回やれぇ！！」

以上のやり取り×3回程の後に幹部からのokをもらい2枚目を通る、
体育館の中は暗幕で真っ暗、先に待機していた2･3年の歓声、目の前には女子が「頑張って」のエール、意図的に作られた花道を通るとそれは体育館の真ん中にセットされたステージへの通路となっていることに気づく、体育館の真ん中のステージ上だけ明かりが照らされている、
周りが男子に変わったかと思うと、帽子は飛ばされ、学生服は脱がされ、色んな所を？もみくちゃにされ、度々呼び止められ自己紹介をいちいち言わせられる、ズボンを脱がされそうになりながらも惰性で進んで行くと、唯一の明かりが照らされているステージに辿り着いた、そこにはこれまたボロボロの應援團長が腕を組ながら立っている、ボロボロの帽子を深くかぶっていて顔は拝めない
「自己紹介しろ」
「オスッッッ○×中学校出身・・・オスッッッ」
拍手
周りはワー、キャーお祭り騒ぎ

これが1年生全員分続く、その間体育館の隅でずーっと立たされる、3時間くらい、だったかな
バチンッ(竹刀)「メェェつぶってろぉー！！」「うぅごぐなぁ！！」バチンッバチンッ
こっちにも幹部がいんのかよ
写真のフラッシュ、目をつぶっていても感じる、この滑稽な姿を通信かなんかに載せようという魂胆か、見出しは「今年も新入生、洗礼を受ける」ってところか
女子の泣き声が聞こえる、泣きながら自己紹介している人もいて一段と拍手が鳴る
2･3年の女子がピンポンダッシュならぬ、1年タッチダッシュをして遊んでやがるぜ

この後入團式
式より入場の方が時間が掛かるとは

この1ヶ月後には楽しい楽しい應援歌練習が開催されるｗ

應援歌練習は一週間×5回あるよ

最悪ですね・・・
そこまでする必要ありますかね？

そうですか・・・
私にとっては良い思い出ですがね。
あなた一人の価値観でバンカラの伝統を否定することは到底不可能ですし、ましてや花北に入ってもいない、バンカラを経験してもいない中学生に最悪と言われる筋合いというものは全くもってありませんので、それが嫌であればどうぞどうぞバンカラの無い高校へお進みください。誰もあなたを引き止めるつもりはありませんので。

それから、万物に対して意味や必要かどうかを求めているようではまだまだ子供ですね。あなたは生きていることに何か意味を求めているのですか。何が目的で生まれたか答えられますか。あ、あなたの信仰している宗教について聞いている訳ではありませんのであしからず。

もしただの学校批判であればこのサイトの規約に反する行為となりますのでお止めください。

上は具体的に教えろと言われたので具体的に書きましたが、残念ながら今は当時より多少緩くはなっています。

一高の掲示板にも2012/3/20に伝統云々について書かれていましたが、そこにこのような書き込みがありました。

「一高生らしくないとか入学してもいないのによくそんなことが言えますね。
郷に入っては郷に従え」

全くそのとおりだと思います。そしてこれはどこの高校にも当てはまることです。

親戚のお兄ちゃんが、花北の應援團長やってましたが、話しを聞くと、すごいですね。そんな事してるんですね〜。初めて、知りました。
詳しい説明、ありがとうございました。

いろんな書き込みがあるようですが、大事なことを言います。
よく聞いてください。
花北の伝統の真意、応援の真意は自分で体感しなければわかりません。
噂や評判だけに流されないように気をつけてください。
自分でその伝統を体感することで、その後の人生の糧になることは間違いありません。