土浦第一高等学校 - 茨城県 公立

昔から土浦一は理系の学校だといわれていましたし何も不思議はありません。
土一だけじゃなくて全国的に進学校にはそういう傾向はあると思いますよ。（特に公立はそういう傾向にあると思います。）
日本は資源もなく国土も大きくないですから科学技術立国としてこれからも生きていくしかないのです。
理系脳が重要視されるのには理由があるんです。
ただ、せっかく苦労して築き上げてきた技術を近隣諸国に奪われています。
そういうところが日本というのは本当に間抜けな国だと思います。
技術を漏洩させない、そのために何をなすべきかが問われていますね。

３０年も前の話で恐縮ですが、その当時でさえ
３年分の授業を２年終了時点でほぼ終わらせて、３年時には基本的には大学受験に向けての復習と演習だったと記憶しています。

カリキュラムがすごいですよね。やはり、一味違うというか。
３年生で文理選択。それまでは、全ての生徒が物理や世界史など、他校の生徒だったら履修しないであろうものまで一通りやりますものね。
土一ほどのレベルではないのですが、私、大昔に地元の進学校にぎりぎりで合格して、土一のように、３年生で文理選択、同じようなカリキュラムだったのですが、物理と世界史にめちゃくちゃ苦しめられました。物理なんて特に、「頑張ればできる」っていうものではないんですよね…

三年生で文理分けは熊本高校ぐらいだそうです。
ギリギリで受かっても苦労は本当に人次第だと思います。毎回強調していますが、苦労するというのは学校の勉強を王道とした全体に半ば浸透した価値観からの視点であって、成績表において一見苦しんでいるような順位が刻印されても、それが合格先の担保ではないということです。世界史は学習指導要領で必須なのでやってるだけです。文系物理とかは理由なくやってますが、ここでリベラルアーツとかを喧伝されたら間違いです。教養は長考と精読、研究をもって養われるものであって、問題集で勉強させられて高得点を取るための勉強はどう見てもリベラルアーツ教育ではないということは心得るべきだと思います。先生が分かってていっていったのかわからないですが、言われたことがありました。ここを履き違えるとそれ以降の勉強に差し支えることもあると思います。本当に理系教育重視だとするならば個人的には高校で受験のための歴史ではなく如何にして理性的に歯止めをわきまえられる技術者になりうるか、歴史はどう技術を制御すべきかを指南しているのかを理系教育の一環としてほしいです。国際卓越大学構想とか、指定国立大学法人とかさらに民間との研究ばかりに財を割いてリスクが考えられていないようにに思えてなりません。

何とか学術会議じゃあるまいし、日本だけに歯止めをかけたって何の解決にもなりゃしないよ。
物申すのならばロシアや中国、北朝鮮に対してどんどん言ってください。

文理分けが高3、結果、文系も数3の一部までやる、というのは経済学部の進学者にとってはすごく良いですね。高校は大変だけど大学に入ってから楽だと思います。

経済学部の講義って、普通に微積分、log、行列なんてでてきます。高校で数学から逃げていた人は、単位なんてとれないようにできてる

日本の文理区別が時代遅れ。