教えていただきたいのは中学生向けの塾についてです。
Wゼミでは中間期末対策で生徒から集めた
過去問を勉強させると聞きました。それによって通知表の評定は上がり、調査書の評価も上がるので受験に有利とのことです。もちろん、それへの対策を迫られる中学の先生には不評のようですが。
合格のためにはなりふり構わずなのでしょうが、結果的に学力の向上につながっているのでしょうか?
うちは塾には行かず、先輩方から貰った
過去問で結構評定稼いでいましたね(^^)
本人曰く、
過去問も全て使っていた訳では無く音楽とか技術とか
過去問で点数が取れる科目は使っていたようで、主要5教科はテストそのまま使われる訳では無かった為テストの参加程度に演習として使っていたようです。評定は4.8以上でした。
群馬統一テストで
偏差値70近く取れてたので、
過去問ありき、と言う訳では無いかもしれませんが評定取れずに不合格になるよりも良いと考えるならば有用だとも言えますし、完全に頼り切って一夜漬けのみの勉強しかしないような生活を送った場合桐高に合格出来るかもしれませんが入った後、とんでもない地獄が待っている事は確実でしょう。
結論として、定期
試験の
過去問を解いた経験は入試突破につながるということのようですね。
各学校の定期
試験は教員個人が作成します。試験範囲が同じなら同じような問題になってしまうこともあるでしょう。
昔はそれで何の問題もなかったのでしょうが、調査書重視の入試制度ができ、景品で釣って生徒にテスト問題を提出させ、それをやらせて点数を上げる姑息な手を使う塾の出現が教育現場を混乱させています。
当たり前のことかもしれませんが、テストで点数が取れることと、本来の学力の向上や教養が深まることとは全く別物です。
高校入試突破という小さな成功体験の代償として、学問に対する間違った認識を身に付けてしまうとしたら一生モノの損失です。
高校入試にだけ目を向けているような塾はやめた方がいいと思います。